内で詰まるミディオーサを見ながら、「あ~ダメだ、詰まってる~」と悲鳴を上げていたワタシの傍らで、フッキーが「来てますよ、よし、よし、差しちゃえ~」と絶叫。
「えっ、何が?」
「シェーンですよ」
というわけで、外に目を移すと、スタートで出遅れて後方にいたシェーングランツが、今まさに先に抜け出した2着馬をとらえようとしているところだった。
「おー!よしよし、差せ~!」
まさか、である。こんなセカンドベストな痛快な結末が用意されていると…。
先週のアルテミスSは、PO馬2頭出しながら思いっきりミディオーサに肩入れし、馬券ももちろんミディオーサから買っていた。だからこその冒頭の絶望的な悲鳴があったわけだが、その数秒後に地獄から天国につながるシェーングランツの激走を目撃するなんて。だから競馬は分からない。今となってはホント、ユタカが乗ってくれてよかったと心から感謝し、その天才のムチに応えてしっかり伸びてきたシェーングランツの血の成せる業に心から感激している。
さて、POG。
今回のシェーングランツの重賞制覇により、チーム3冠日は早くも5勝目となり、賞金も5600万まで膨らんだ。シェーングランツの次走は阪神JFに決まり、これでアドマイヤジャスタのホープフルSと合わせて暮れには牡牝の最高峰の戦いに2頭を送り込むことになった。と同時に、どちらも距離が延びて面白そうなタイプであり、順調ならオークス&ダービーでも活躍してくれるだろう。ここにきて来春に向けての展望が一気に明るくなってきた。
この秋の出馬ラッシュの成績と今後の予定は、
0930プランドラー②着1006ランブリングアレー①着700万
1013メッシーナ③着
1014アドマイヤジャスタ①着1000万
1027ミディオーサ⑧着
1027シェーングランツ①着2900万
1104ダノンチェイサー(きんもくせい、津村)
1117ジュベルハフィート(京都16)
1118プランドラー(京都20)
1125ランブリングアレー(白菊賞、浜中)
1208シェーングランツ(阪神JF)
1228アドマイヤジャスタ(ホープフルS)
この1か月で6頭が出走し3勝ながら、賞金的には4600万の上積みに成功したのは大きい。ただ、欲を言えば、この3勝はすべて3冠日所属馬であり、ワタシ個人ではメッシーナが3着に敗れ、ミディオーサも8着に敗れてしまったのがいただけない。月が替わって今週はダノンチェイサーがきんもくせい特別に津村で出走を予定している。ここはズルしてでもきっちり勝ち星を量産し、3週目あたりにデビューを予定しているジュベルハフィートにバトンを渡してもらいたい。