先週の日曜はメーンの勝負以外に馬券作戦が２つあった。
一つは「ヤマニン穴作戦」。午前中の中京２Ｒでいきなり１０番人気ヤマニンミミックが３着に激走し、複勝９５０円をゲットできた。
もう一つは「中山は大外枠の外国人騎手を買え作戦」。８Ｒの８枠１６番Ｃデムーロ騎乗ロレーヌクロスが２番人気で１着になり、相手に１番人気ブルーミーフラワーを連れてきて、馬連５７０円・馬単１２６０円を２点ずつで難なく獲れた。
こんな即席の馬券術がヒットしてしまう競馬って、本当に公正なのかと疑ってしまうが、ハナから公正ではないと割り切ってしまえば、こうした臨機応変な勝負こそが長く競馬ファンを続けるコツになる。今回は社内の後輩２人を巻き込んで楽しんだが、今後は“法則”を発見した時点でブログでできるだけ紹介していきたい。
そんなわけで、ＡＪＣ杯でゴールドシップが凡走しようが、東海Ｓでグランドシチーに激走されようが、大した痛手にならずに中山開催を終えられた。この１月の馬券収支は、インフルに苦しめられながらも、東西金杯と大井の的中でささやかながらプラスをキープ。いい感じで東京開催に入っていけそうだ。
さて、ＰＯＧ。
今週は日曜のセントポーリア賞にドゥラメンテが出走する。
クラシックに向けて数を使わないと決めた以上、絶対に勝たなければいけないここが最も難しい戦いになる。しかも、ゲート再審査明けでスタートには不安を残すし、鞍上もムーアから不安いっぱいの石橋へのスイッチだ。
信じられるのは馬の力だけ。そして、この能力こそが最大のアドバンテージであり、スタートで多少のロスがあろうが、自在な立ち回りで気付けば好位からしっかり抜け出してくるだろう。
メンバーは思ったより強力になったが、他陣営がこちらを意識したところで、ドゥラメンテにとって最大のライバルは自分自身であることに変わりはない。ひと冬越してさらにスケールアップした今、とにかく、普通に回ってくれば必ず結果は付いてくる。勝利を信じてレースを見守りたい。