フェブラリーSは、エスポワールシチーは買ったのにグレープブランデーを切るという大胆な攻めが裏目に出て、個人的には惜しいと思えるハズレ。まあ、そもそもが15点で当てようとしていたわけで、悔しいのは悔しいが被害が最小限だったことを不幸中の幸いとするべきだろう。
馬券の話をすれば、メーン直後に出社途中の電車内でチョイと買った小倉最終Rで3連単1万2390円が1点でズバリ当たり、土日が一気にプラスに転じた。これが最終レースの醍醐味なのだが、同時にどこか空しさを覚えた。
さて、前振りが長くなったが、本日は何といってもコメットシーカーを語らずにはいられない。
東京5R芝1800。好スタートから控えて好位のインで流れに乗ると、直線で外に持ち出し軽く仕掛けただけで1馬身3/4差の圧勝。時計も1分49秒5で上がり33秒7なら上々で、まさに横綱相撲といったレースだった。
そして、レースセンスや時計以上に目立ったのが、その駆けっぷり。レース直後にネットの掲示板に「美しい」「きれい」「優雅」という言葉が並んだように、抜け出してからのその様は、まるでピアノ演奏で低音から高音へ鍵盤上で爪を滑らせていく「グリッサンド」のような、上品で滑らかな脚の運びだった。
ディープ産駒は2戦目がカギになるといわれるが、この走りができるなら問題はなさそう。あとはクラシックを目前にしてどんなレース選択をするのか。信頼できる陣営の選択を待ちたい。