有馬記念は絶対的◎のダイワスカーレットが勝ったものの、2着のアドマイヤモナークはさすがに買えず、今年も撃沈。不幸にも当日予想で危惧していた“マツリダゴッホの蛯名が消極的な競馬をすると私の予想は崩壊する”の言葉が現実のものとなってしまった。
当たった方はおめでとうございます。
レース後、私にダイワから馬連総流しの馬券を託した社内の戦友Sさん(♀)からは、「SCHUMAちゃんがダイワスカーレットで絶対堅いって言ってくれたから買えたのよ。ホント、ありがとうね」と、絶叫に似た感謝の言葉をもらった。が、結局、私の財布に残ったのが彼女の3万円近い払い戻しだけだったとあっては笑うに笑えない。今年もいつもの寂しいハズレ5人衆で上野で細々と反省会&忘年会を開いたのだった。
それにしても、である。勝ちに行った人気どころが次々と末をなくし、無欲の最後方待機馬が2着にくるという展開は、まともな予想では当たるわけがない。毎週競馬をやっている身としては、この馬券が当たるスタンスで買い続けていたら生きてはいけない。そう思えば、当てた人の大半もアドマイヤモナークと同じ“無欲の挑戦”だったのではないか。
唯一当てる手段があるとしたら、パドックを見た印象で“ダイワが1位、モナークが7位タイ”であったこと。3着エアシェイディは5位タイだった。自分の目だけを信じて馬券を組み立てれば、3連複ぐらいはあったかなと、後になって思うくらいだ。
気持ちを切り替えて、
【東京大賞典】
◎ヴァーミリアン
○カネヒキリ
▲フリオーソ
3連単◎→○→▲1点
ここは絞って勝ちに行く。
交流重賞でJRA勢が上位にくるのは、地方馬に対して瞬発力で秀でたものがあるから。たとえば大井の2000㍍のGⅠならば、地方のトップクラスが上がり37秒前半で踏ん張るところを36秒台の末脚で差し切ってしまう。血統や調教方法の違いもあって、この差はどうにも埋めようがないのが実情だ。今回のメンバーではヴァーミリアンの力が抜けており、それに復活カネヒキリが続く図式で、この2強ラインはまず崩れようがない。
問題は3番手。実力的にはサクセスブロッケンが上位の存在だろう。だが、速い上がりのJCダートで負けたように、この馬は37秒台半ばの上がりが限界で地方のレースは向きそうな気もするが、残念ながら今回は控える競馬を試みるらしい。母に似て一本調子のタイプが控えたら持ち味が出るわけもなく、差しに転じても上がりの時計はコンマ2、3詰まる程度。これではボンネビルレコードやブルーコンコルドと同程度のところまでしか来ない。
怖いのはサクセスに代わって前で流れに乗れるフリオーソのほう。速い上がりにも徐々に対応できてきた大井の雄が、2000㍍のベストディスタンスで積極策から粘り込むとみた。