土曜の京都で我が3冠日1位ブエナビスタが圧勝すると、日曜の京都では良太郎&Bob軍団のリーチザクラウンが大差圧勝。デビュー戦でアンライバルドの③②着に敗れた2頭が2戦目で大きな変わり身を見せ、10.26の新馬戦を伝説のレースへと押し上げるとともに、自らもそれぞれが牡牝のトップランクに浮上した。
おそらくこの2頭、順調なら重賞の1つや2つは軽く勝ってしまうだろう。もしかしたら来春のオークス&ダービーを勝っているかもしれない。馬体といい雰囲気といいレースぶりといい、すでに名馬の道を歩き始めている。課題を挙げるとすればスペシャルウィーク産駒の実績の乏しさと育て方のサンプルの少なさが調整の段階で陣営にどんな不安を抱かせるかだろう。ただ、それとて杞憂に終わらせそうなあまりある才能を2頭が有しているのも事実のようだ。
今後は、ブエナビスタは12.14の阪神JFを目標に、除外の場合は同日の中京2歳Sを視野に調整されるらしい。リーチザクラウンは1度使って暮れのラジオNIKKEI杯2歳Sに向かうらしいが、ステップに12.14のエリカ賞と中京2歳Sが挙げられている。間違っても2頭が中京2歳Sで再度激突するような愚かな選択はしないと思うので、そこは社台とノーザンが裏で手を組んででも最善の道を模索するだろう。いずれにしても、来春までこの2頭から目が離せない。
さて、素直にリーチザクラウンに脱帽することも大事だが、競馬は何が起こるか分からない。その時に備えて我が牡馬陣営もしっかり反撃の準備だけは整えておきたい。今週は変則3日間開催。ここに見事に出走馬が散らばった。
11.22東芝2000未アムールマルルー
11.23東芝1800新サンクデトワール
11.24福芝1800未ゴールデンチケット
我が1位ゴールデンチケットはまさかの福島遠征だが、森厩舎なら仕方がない気もするし、最善の選択なのかもしれない。どこで勝っても1勝は1勝。デビュー2走③②着の実績からメンバー弱化のローカルなら力は断然。きっちり勝っておきたい。
我が2位アムールマルルーは短期放牧をはさんでの東京戦。デビュー戦(3着)でしまいの脚に見どころがあったにもかかわらず、2戦目(8着)は何もしないまま失速。このあたりの気性の難しさはさすが世界の良血お坊ちゃまだが、幸い帰厩後は順調に調教を消化できているようで、いくらかの成長は見込めそう。ここでいきなり勝てとは言わないが、今後に少しは希望が持てる走りを期待したい。
3冠日5位サンクデトワールは待ちに待ったデビュー戦だ。馬体のつくりや走りっぷりから能力は保証されているが、まだマンハッタンカフェ産駒らしい緩さが残る現状で9月の入厩からここまでじっくり調整されてきた。調教時計は水準級で送り出す身としても半信半疑の感は否めないが、そこは大井の名手・戸崎起用でいい意味で馬に刺激を与えて内面から目覚めさせてほしいものだ。
最後に我が3位タイトルパートの現況を。10.18の初勝利後に右ひざ骨折が判明し、全治6か月の診断が下ったが、10.28に手術が成功し、すでに曳き運動を始めたようだ。来秋にはブエナビスタの最大のライバルになれる能力の持ち主。秋華賞でワンツーを決めることを夢見て、まずは患部の治癒に全力で取り組んでもらいたい。