今週は東西で牡牝クラシックへの最大の登竜門、弥生賞&チューリップ賞が行われる。
私のPO馬は…でません。
そんなわけで愚痴を少々。
今年のクラシック戦線はここまで牡も牝も中心馬不在。昨年はホウオー、オーラ、スカーレット、ウオッカという自他共に認める最強ホースが牡牝でトップに君臨していたが、今年はそこまでの抜けた存在が出ていない。
そんな折、先週はシンボリクリスエス産駒がアーリントンCのダンツキッスイを筆頭に2勝するなど、ここにきて父譲りの筋持久力を駆使したレースで一気に台頭してきた。また、我がPO馬ブーケフレグランスのように、遅咲きのダンスインザダーク産駒も水面下で確実に地力強化が進んでいる。
今年は特に昨夏のインフルエンザ禍で有力馬の入厩が遅れたこともあり、そのあおりで新馬・未勝利は暮れから出馬・除外ラッシュ。また、早熟の連中が早めに賞金を稼いでしまったため、クラシックの門が狭まったり広がったりしており、より確実にダービー・オークスを狙いたいタイプはトライアルを諦め500万で確実な賞金上積みを狙いだしている。早さと強さが微妙に絡み合うなかで迎える皐月賞・桜花賞は、レベル的に疑問符が付くのは否めない。ましてや、そのトライアルともなれば“早い実績馬”と“遅い実力馬”が数少ないイスを争うことになる。となれば当然、一筋縄ではおさまりそうもない。
弥生賞。京成杯勝ち馬マイネルチャールズが1番人気か。早熟傾向が増しているブライアンズタイム産駒だけにどこまでモチベーションを保てるかがカギになりそう。印が付きそうな中で怪しいのはマヤノトップガン産駒アイティトップ、トワイニング産駒フサイチアソート、エイシンサンディ産駒ベンチャーナインといったマイナー種牡馬の面々。成績だけ見れば一流だが、はたしてどこまでの上がり目を見込めることやら。もう1頭、武豊騎乗で人気必至のブラックシェルにしてもクロフネ×ウイニングチケットという一流半の配合である。血統だけみれば上記の連中は押さえ評価が妥当なところ。先を見据えて買うならダンスインザダーク産駒のアインラクスやアグネスタキオン産駒のキャプテントゥーレのほうが明らかに妙味はありそうだ。
チューリップ賞。1番人気は2歳女王トールポピーで間違いない。この馬の課題は、兄が昨年、クラシック戦線の主役を張りながら急失速したフサイチホウオーであること。兄同様にトライアルまでは強そうな気もするが…どうか。2番手以下は混戦で、母譲りの早熟型オディールが押し出されるようならこれこそお客さんぽいし、仮にオディールが上位にくるようでは桜戦線が三分咲き程度であることを印象付ける。まあ、オディールがコケてアンカツが本番でブーケフレグランスの手綱を執ってくれれば私的には万々歳なので“1勝馬オーナーの高みの見物”を決めているが…。
今年のクラシック、すべては晩成気味の種牡馬産駒がどこまで本番のゲートに食い込めるかに注目している。もちろん、私の本当の勝負は米国の3冠最終戦だけどね。