先日、塾生の一人が、
「友達が家に帰れないので、いま塾の前にいるんですけど、入れて良いですか?」と聞いてきた。
ま、うちの塾では時々このようなことが起きるのですが(苦笑)、外は寒いし「ダメ」とも言えないので、
「入れても良いよ」と言うと、その子は外まで迎えに行きました。
呼んできた女子はその子に向かって、
「はい、机並べて大人しくしていてね」と、その子に言っていました。(笑)
でも、1時間以上、何もしないで携帯だけいじられてもと思い、色々話をしてみることに。
「あ、、でもこの子、バ〇だから…」と言うので、
「じゃ、どの程度か調べてみよう」
「数学の文字式や負の計算は判る?」と聞くと、
「判る…」と言う。
大概の場合、このような質問形式だと、「判る」「できる」と言います。(笑)
でも、殆どできることは無いので(笑)、
「じゃ、これをやってみて」
と、分数の四則を白板に書いてみました。
1/2+1/3=
1/2ー1/3=
1/2×1/3=
1/2÷1/3=
案の定、最初の問題は、2/5と答えます。
中学生でも判らない子は、こんな感じです。
一通り、計算の仕方(通分や最小公倍数、分数の割り算など)を説明し、次に漢字(小3~5年)をやらせてみました。
ついでだからと、その友達を呼んだ子も一緒にやらせてみました。
20問中、10問と14問の正解率。
「あまり、二人とも変わらんね!(笑)」というと、
「え”~~」と言いながら楽しそうです。
さて、ここから、その友人に、どのようにして修正して覚えるかを話をしました。
真剣に話を聞いています。
(きっと学校では、こんなシーンは無いのだろうな…と思いつつ)
「では覚えたな~と思ったら、声を掛けて。もう一度同じ問題をやってみるよ」
5~6分すると二人ともコールしてきたので、もう1度、同じプリントを渡しました。
採点をしていると、少し、不安そうでしたが、
「今度は、二人とも満点!!」というと、凄く可愛い笑顔!!
きっと、中学に入ってから、満点なんて取ったこと無いのだろうな~。
そこで、さっき出した分数の問題も再度やらせてみました。
こちらもさっきの話だけで、解き方を覚えていたみたいで、こちらも満点。
やり方が判り、点数が取れるようになると、勉強は急に楽しくなるのです。(笑)
是非、これからも頑張ってね!>お友達
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