6月10日が誕生日です。
「ご年齢は?」
いつの頃からか、
「えっとー、1982年生まれですから、今年が2026年ですよね、だからーえーっと・・・」
自分の年齢を即答できないことが増えてきました(←中年あるあるでしょ!?)
来月の誕生日を迎えれば44歳、年初に胃腸炎になってぶっ倒れましたが、お陰様でその後はピンピンしております!
誕生日プレゼントが待ち遠しかったのは遥か遠い昔の記憶、今となっては誕生日なんて、
「あれ、免許の更新っていつだっけ・・・」
くらいなもんです。
そして今年は、
「あ・・・そうや、今年やった・・・。面倒やなー・・・。」
と、5年に1度のイベントの到来を苦々しく受け入れておりました。
ワールドカップやWBCといったスポーツイベントは首を長くして待っているわけですが、5年に1度の自分自身に降りかかってくるイベントは全く持って心が躍りません。
「早いうちに行かんなんよねー・・・」
新聞では、わりと頻繁に無免許運転で逮捕者が出たという地域ニュースを目にします。
芸能人のそういう話題もよく聞きますよね。
「~~さんも昔、免許の更新すっかり忘れとったみたいで失効しちゃって・・・あんたも気を付けんなんよ!!」
母親からそういった類の話を聞かされた覚えもあります。
『言われんでも分かっとるって・・・』
不機嫌そうに振舞う私に気付いては、「ごめんごめん、そんなん言われんでも分かっとるやろうけど・・・」なんてフォローさせてしまっているあたり、母親には随分気を遣わせてしまいました。
すまねえ母さん、でもありがと。
「7月上旬までに行けばいいんやよね・・・」
そう思いながらも、チャッチャとやらないけんことは早く済ませるようになたのは、そういう教えの賜物な気がします。
夏休みの宿題なんかは夏休みが始まる前に全部終わらせていたのも、
『明日頑張るんじゃねー、今頑張るヤツに明日が来るんだよ!』
の精神があってこそ。
免許の更新なんざそんな大層な話じゃありませんが(笑)、いつかやらないけんことなら今やる、そうやって今まで生きてきました。
期限までに宿題を提出できなかったこと、納期までに仕事を終えれなかったことなんて、片手で数えるくらいしかありません。(ただし、寝坊による遅刻は数知れず・・・。)
大変ちっぽけな拘りですが、今の今まで大事にし続けている価値観の1つです。

何の因果か、6月10日は時の記念日。
時間を大切に、は、先天的に備わっていた価値観の1つのような気もするし、誰かに宿してもらった価値観の1つであるような気もします。

朝から大渋滞の国道8号線をちんたら走って、はるばる運転免許センターへ。
前回の更新時はゴールド免許で講習もわずか30分で終了でしたが、今回は一般講習60分の方にまわされてしまいました。
3年前に速度違反を犯しているため、残念ながらゴールド免許はく奪。
「まあ確かに40kmの道を54km出して走っとったみたいやけどさ・・・警察、もっと他にやることあるやろ!って、ちょっとくらい文句言いたくもなるよ・・・。」
なんて父親にポロっと漏らしたところ、
「まあ非難したくなる気持ちも分からんではないけど・・・、重大な事故を起こす前に捕まえてくれてありがとうって、思わないかんかもやぞ。軽微な違反のうちに取り締まってくれる警察官がおるおかげで、乱暴な運転をする人が減る、事故も減る、そういう事実もあるわけやからな。」
なんて窘められた記憶も。
なるほど、これにはずいぶん反省させられたものです。
丸い卵も切りようで四角、ってところでしょうか。
どんな状況においてもプンスカ機嫌悪く居丈高に振舞うような人もいれば、逆にいつだってニコニコと腰を低く構える人もいるわけで・・・。
自分自身がどのように感じてどのように振舞うかは、自分次第だよってことでしょうか。
「まあ非難したくなる気持ちも分からんではないけど・・・」
こういう前置きを入れるあたり、父にもかなり気を遣わせてしまっていることに気が付きます(笑)。
すまねえ親父、でもありがと。
お陰様で、この5年間も無事故で過ごすことができました。
引き続き、安全運転に努めて参ります。
連日のバス事故の報道を見るたびに、そう思わざるを得ません。
人を大切に、は、生まれつきではない、後天的に育ってきた大切な価値観の1つな気がしてきます。
こうやって振り返ってみると、普段の何気ない生活、普段の何気ない会話のどういった一場面が、どれだけ一人の人間を形成する要素になるかというのは計り知れない気がしてきます。
私はというとホントいつもプンスカ不機嫌で誰とも喋りたがらないなかなかに扱いにくい子どもだったと思いますが、まことに根気強い両親のお陰で多少はまともになれた気がしております。
「さっきまで親と喧嘩してました」
この頃、生徒からこんな報告を受けることが非常に多くなってきた気がします(苦笑)
喧嘩するほど仲が良い、は本当に良く言った言葉だと思います。
たいていは、優しい親御さんに対する甘えんぼの子ども、という構造でしかありません。
「だって、ちょっと聞いてくださいよ、○○が△△で、××が~~で・・・」
当方、44年生きて来たお陰で、いくばくかは根気強くなっております。
「まぁまぁ気持ちは分かるけど・・・いや、でもそれはあなたにも非があって・・・」
たかだか10数年しか生きていない小童どもの戯言に腹を立てることはございませんが、あまりにも我儘な主張はとても心配になって一言言いたくなってしまいます。
「それでも帰りは迎えに来てくれるんやろ?やったらちゃんと『さっきはゴメンね、お迎えありがと』くらい言わなあかんやろ!」
「うわ、先生までそんなこと言うんや・・・そんなもん言うわけないし、明日まで喋らん!でも、多分明日になったら普通に喋っとるし、別にいいげん(笑)!」
はぁ・・・。
なるほど、親の心子知らず、ってことでしょうか。
いや、しかし、大人のできることと言えば、未熟な子どもにもしっかりと向き合って、大事な何かを蒔いてあげることってなものです。
拾ってもらえるかどうかは彼らに任せざるを得ませんが、いつか然るべき瞬間に拾ってもらえることを信じて、せっせと種を蒔くだけです。
はぁ・・・。
にしても、親に甘えきってる子ども、随分増えた気がするなー・・・。
令和の子育て、きっと大変に違いない・・・。
ま、苦労している親御さんもね、自分自身がちびっ子だった頃を思い出しながら、ドンと構えて接してあげてくださいね。
彼らも彼らで、学校や塾ではみんないい子に振舞うことに疲れちゃってるところもあると思うんでね・・・。
一番安全なところ、何を言っても何をしても大丈夫、絶対に守られているところ、ってことで、甘えちゃっているだけなんでしょう。
それでも、きっと普段の振る舞い、普段の一言が、彼らを形作る大切な要素になるに違いないですから、根気よく見守ってやってください。
「ちっちゃい頃に親から『他人に死ねって絶対に言ったらダメ』って言われて育ったんで・・・そういうのってすごい大事やったと思いますね。」
いつだか、卒業生がそんなことを語ってくれたことを思い出します。
家族思いで友達思い、みんなに慕われているいいヤツに育ったのは、親御さんの愛情を一身に受けて育ったからに違いありません。
「まぁムカつきますけどね(笑)」
そう言って笑っていたのもとても印象的。
子どもが成長するっていうのは、そういうことなのかなって、そんなことを考える次第です。
さ、テスト期間です。
「テスト直後は、次のテストの直前ってことやぞ。」
どうやら今のところ全くと言っていいほど彼らの誰にも響いていない言葉ですが、もしかしたらこれから誰かがちゃんと拾って大切に育ててくれる価値観になるかも分かりませんので、あきらめず、今日も蒔き続けて参ります。
先生の心、生徒知らず。
私もかつてはそうだったわけですから、それで上等ってなもんです。
それぞれの持ち場で、それぞれ頑張るだけですね。
溜息ばかりついてないで、笑顔でやったりましょ。
あの子達にも、分かる日が来る・・・。
のかなー・・・?
ま、期待し過ぎずに、自分のやるべきことを間違えないように、ボチボチ頑張ります。
西野でした。