◆江戸川看護専門学校（第2回一般入試）
試験日：2024年2月17日(土)
試験科目：国語、数学・生物基礎から１科目、面接
国語
2023（R5）年度第2回問題は、大問4問。
大問１～３が国語知識系問題（漢字の読み・書き、文章の訂正）、大問４は長文読解問題。
大問3の文章の訂正の問題は、以前より問題が洗練され、いくつもの答えが出てくるようなものがなくなった。素直に、おかしな点を修正していけば問題はない。
大問4の長文問題は、意外と難しい。文章としてもおせじにも読みやすいとは言えず、問題も、選択肢にはいくつか引っ掛けのような箇所がある。ふつうの看護学校受験性が狙って満点を取れるような問題ではない。この問題であれば、おそらく平均点はそれほど高くない。できるだけ回答欄を埋めることを考えていこう。
数学
2022（R４）年度第１回問題は、大問3問の出題。
大問1：小問集合（式の計算、因数分解、２次方程式、連立不等式、２次関数（平行移動）、三角比（相互変換）、三角比（余弦定理）、データの分析など10問）。
大問2：集合
大問３：2次関数
基本的な計算問題が中心で、おそらく３教科の中で、数学が最も易しい。（国語よりも点数は取りやすいはず。）
大問１（10）のデータの分析の問題で、大まかでよいので数値を把握して計算してみる必要があること、
大問２の集合は、わからなかったらベン図を書いたりして、解けるようにしておく必要があること、
大問３（３）では、大まかでよいので、放物線と直線のグラフを書き出すこと、
過去問は、この３つくらいがひっかかりそうなところだ。
確実にできるところをしっかり計算していくだけでも、ある程度の点数を取れるだろう。
生物
2023（R5）年度第2回問題は、大問6問。
大問１：血液循環
大問２：血液型
大問３：生物用語についての説明（記述式） 血餅、リンパ液、M期とS期、セルロース、逆転写酵素、造血幹細胞、セントラルドグマ、アナフィラキシーショック
大問４：脳・神経系
大問５：免疫
大問６：ゲノム
ふつうに３教科の中で最も難しい。2022（R4）年度も難しかったが、2023（R5）年度はさらに難易度が増している。大問6のイントロンとエキソン領域の計算問題は、2023年度は、第1回、第2回ともに出題された。そこそこ複雑な計算をしていくことになるので、生物を選択する人は確認しておいてほしい。
また、大問3では記述問題が出題されている。看護学校の生物の問題では、結構用語を説明せよという問題は出題される。記述問題にも慣れておきたい。
生物基礎範囲のうち、細胞や人体の構造などに問題が集中し、生態系などの問題は出題されていない。血液循環を中心に、人体の臓器のはたらき、分泌されるホルモン、免疫系などを重点的にチェックしておくと、点数は比較的とりやすい。
面接
3：1の個別面接。時間は約15分。看護師の志望理由や前職のことなど、比較的オーソドックスなことが質問される。また、江戸川区医師会が運営している学校であることを意識して面接に臨もう。
《面接試験でよくされる質問》
Ｑ1．なぜいま看護師をめざしているのですか？
Ｑ2．本校を受験されたのはなぜですか？
Ｑ3．将来、どんな看護師を目指しますか？
Ｑ4．自分の性格の長所と短所を言ってみてください。
Ｑ5．これまでの社会人経験で学んだことは何ですか？
Ｑ6．周囲の若い学生たちとうまくやっていけますか？
Ｑ7．これから勉学に専念できる経済的な裏づけはありますか？
Ｑ8．ご家族の理解は得られていますか？
Ｑ9．健康のために気をつけていることは？
Ｑ10．○分間で自由に自己ＰＲしてください。
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2023（令和5）年度 江戸川看護専門学校 一般入学試験 解答・解説
2022（R4）年度 江戸川看護専門学校 一般入学試験 解答・解説
2020（R2）年度 江戸川看護専門学校 一般入学試験 解答・解説
社会人・大学生のための看護系受験研究会
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