(ひとこと指令)北里大学看護専門学校(一般3期) | 看護学校 社会人入試・一般入試 受験情報 スコレー・アスコルーのブログ

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★北里大学看護専門学校(一般3期)
3期試験は3月4日に行われる。
試験科目は国語、数Ⅰ、作文、面接。

国語:近年は、国語知識問題(漢字の読み書き(筆記、選択)、ことわざ・慣用句、四字熟語、対義語)+読解問題2題(小説、論説文)という出題形式が続いている。大問1〜5が知識系の問題だ。
まずは最初の知識系でしっかり得点を稼ぎたい。漢字の書きや慣用句、四字熟語等で正しい漢字をしっかりと書けるよう、知識系問題の復習をしておこう。
大問6、7の読解問題は、空所補充や内容一致などの普通の問題だ。難易度も標準で、問題数も全部で9問と少なめだ。読解自体は素直に解けば大丈夫だろう。
なお、最後のあたりに文学史の問題が出題されることがある。H28年度は志賀直哉の作品を選ぶという、文学史の勉強を簡単にでもしておけば、解ける問題だった。ごくまれにマニアックな問題が出題されることがあるが、近年は、文学史の基礎〜標準的な問題が多いので、それほど心配せずともよいだろう。
いずれにせよ、問題の半分以上を占める知識系問題でしっかり得点を取ることが合否をわけることにつながるだろう。


数学:式の計算、因数分解、二次関数、三角比、集合、データの分析などの計算問題がメイン。新課程入試に対応し、データの分析などからも出題がある。(ただし、H28年度は平均値と中央値、H27年度は平均値を求めさせる易しい問題だった。)
この学校の数学は、答えのみを書かせる問題と途中の計算式を書かせる問題が混在している。
H28年度は、全9問中、大問1〜6は答えのみ、大問7〜9は途中の計算式まで記述させる問題だった。こうした指示にきちんと従い、ていねいに計算の過程を書くこと。


国語、数学ともに基礎的な問題が中心だ。基礎力がしっかりしていれば、十分に対応できる。手持ちの問題集などで基礎的な計算問題や漢字等の知識問題をひと通りこなした後、ちょっとした応用問題集に取り組めば、十分対応できるだろう。
なお、国語で国語知識系問題に対処する力を身につけたい人は、漢検の問題集に挑戦してみよう。3級〜準2級あたりの問題集で十分対応できる。
数学は、基礎的な参考書でかなわないので、やり残しをしないようにしっかりと取り組もう。根号の数値の大小や、循環少数の求め方など、基本だけれども、意外と解き方を忘れていそうな箇所からの出題もあるから、気をつけたい。