日曜日の夜中にも関わらず、こんな時間まで仕事をしています。
(正確に言えば、さっきまで全く興味のなかった中日v.ロッテの日本シリーズを見てしまったツケが回ってきているだけです)
ただ、夜中に仕事をしているといろいろ考えるもので、何のためにこんなに仕事をしているのか等と余計なことを考えてしまう。
今日も、刑事事件の依頼者のために書面を書いているわけだが、自分を日曜日の夜中まで仕事に向かわせる原動力はなんだろうか。
自分のような弁護士を頼りにしている依頼者が自由を取り戻すためというのが1番であることは間違いない。
しかし、それだけだろうか。
刑事事件や行政事件など国家や行政機関を相手に書面を書いていると、いつのまにか、他人のためではなく、自分自身が当事者のような心境になって書面を書いていることに気が付く。
多くの場合は、非常に腹立たしい気持ちで熱くなっている。
ひょっとしたら自分は国家や行政機関と闘うことについて生まれもったものを持っているのかもしれない。
もしくは、これまで生きてきた中で、闘争心を掻き立てられ続けてきたのかもしれない。
もうすぐ弁護士生活3年目に突入するが、とりあえず今のところこの闘争心は消えていないようだ。
この闘争心が消えたら、弁護士としての生きる道をいろいろ考えなければならないのだろうが、闘争心に火が点くうちは、このまま闘い続けるしかないのだろう。