ご心配頂きありがとうございます。(#^^#) | くぅみど徒然日記

くぅみど徒然日記

食事療法&食養調理インストラクター師範・ペット食育協会准指導士
アロマフランス・アニマルクレイテラピスト・犬の管理栄養士マスター 他
飼い主ご家族とワンちゃんが元気になれることを目指して
日々精進している中から発信しています。
アメンバー申請・個人的なアドバイスは原則致しておりません。

こんにちは。

くぅをご心配くださるコメント、とても嬉しく拝見致しました。

くぅのその時のお写真が撮れれば、どんなに深刻な状況だったのか、、一目瞭然なのですが、、

シャッターチャンスを逃してしまいました。

 

私の今回のこの経験を是非読者の皆様と共有させていただき、危機感を以て生活していただけたら嬉しいです。

私は、ペット災害危機管理士1級の資格も持っていて、危機管理意識も常に持って準備をし、とっさに慌てないで冷静に行動していただくことを目指しています。

日々、、ちょっとずつ、数分でもこのようなアクシデントを想像して、こんなことが起きたらこうしよう、、と考えるだけでも、何も準備していないよりはマシだと思います。

 

そして、、やはりいざという時の家族の健康を守るのは、、医者ではありませんね。

家族です。

そのために必要最小限の知識は、持っている必要があるし、いざという時に頼れる人を探しておくのもひとつです。

流石に。。夜中の二時に森先生にラインしても多分先生は夢の中。。笑

お返事が来るのはどんなに早くてもお日様が登る時刻です。

 

多分。。

私と同じ見立てをして同じように動ける師範は沢山いると思います。

そして、、もうひとつ。。

森先生に師事していない色々な食事療法や栄養学、その他を学んでいる方は、私のような見立てと動きはできなかったと思います。

西洋医学のドクターでさえも、、水を飲ませるだけの処置はしなかった筈です。

 

水が不足しているだけで、こんなにも重篤な症状を呈するものなのだと、、改めて水の大切さを学びました。このことも是非読者の皆様と共有させていただきたいことです。

 

以前先生が講座の中でご紹介くださったシベリアンハスキーの1歳のワンちゃん。

脳腫瘍の診断で、、ステロイドに始まり、、免疫抑制剤でも効かず、、とうとう抗がん剤投与という治療方針になりました。そのタイミングで森先生初診。。

先生のお見立ては、、とにかく脱水。。水が全くない状態。。

まずはここを整えないと漢方も鍼も何も効きません。なので水分摂取のみを指導したそうです。

そして、、

それだけで治ってしまいました。笑

 

水だけで治ったという症例は沢山伺いましたが、、いつも、、森先生は、、嬉しそうに。。

「水だけで治りました。ゼロ円です。。全く儲かりません」っておっしゃるんです。。笑

お金をかけないでいかに治すか、、いかに健康を維持するか。。

ここが先生の目指す目標のひとつなのですが、場合によっては、お金がかからないことに関して飼い主さんは不信感を抱いたり、、また信じようとせず、指導を実践しないことがあります。

 

ある程度の金額でないと、本気になって実践してくれないんですよ。。と悲しそうに先生はおっしゃっています。

 

整体力で生体は生きようとします。

それは思っている以上に強い力で、病気の6割は、何も治療しなくても治るというデータすらあるそうです。その反面、、生体は、、突然整体力を失うこともあります。

そして、その原因は、、恐ろしいウィルスなどに汚染されたのではなく、ごく身近なことが原因だったりするのです。まさにそれが今回のくぅでした。

 

整体力を信じて、、自然治癒力を高めていけば、治癒できる。。と言うことと、ごく身近な要因でその整体力が崩れていくということ。。そのバランスを見極める必要があります。

つまり、、診断です。

私は以前くぅの血便の時には、、失敗しました。

あまりに自然治癒に傾倒しすぎてしまい、長引かせてしまいました。

常に自然医療での治癒を目指すのにも限界があります。

西洋医学の強い薬を短期で用いて、まずは最悪の状態を脱する。。また細菌性の病気の時には、まずはその細菌を退治する。。

そして、そのあとは、細菌などに感染されない強い免疫力を維持できるような食事や生活習慣でケアしていく。。これが理想だと思います。

 

治療の選択。

食事の選択。

その他環境や生活習慣の選択。。

 

これらを間違えることのないようにしていきたいですね。

昔の人たちは、自然医療しかありませんでした。

でも、今を生きている私たちは、西洋医学も自然医療も、、両方を選ぶことができます。

どちらも病気を治す目的は一緒ですが、方向性も違い、考え方も違います。

せっかく両方を自分で選ぶことができる時代に生きているのですから、両方をいい塩梅に選んですすむことが効果的だと思います。

 

そして。。

どんなにお世話になっているドクターでも、

どんなに親身になってれるドクターでも、

経過をみて、治らないのであれば、、違う治療を考えるべきです。

もし、、治したいのであれば、、、ですが。。

 

医者も人間です。完璧ではありません。

勿論、かかりつけ医に罹り、、いつも満足のいく治療結果であれば、そのままで良いと思います。

私が、森先生受診を勧めると、多くの飼い主さんが、、

「今の先生、凄く一生懸命診てくれるから」

と、、今罹っている先生に気兼ねして受診に至らないケースが多いんです。笑

 

例えば、、

電気製品を購入するときに、、色々な店舗で価格が微妙に違いますよね。。

いつもお世話になっているお店から買わずに、、よそで購入する、、というのはまったく同じ商品ですから、、多少高くても、、いつものお店で買わないと申し訳ないと思う。。のは当然かと。。

金額の問題でしかありませんから。

 

でも、、医療は、、病院や獣医師が違えば治療方針も違うはずです。。

違う方法でアプローチすれば、、違う結果を得られる可能性もある訳です。。

 

以前から私のお気に入りの言葉としてお伝えしている言葉で締めくくりたいと思います。

 

 

同じことを繰り返しながら違う結果を望むことを「狂気」という。 

~アインシュタイン

 

望む結果が得られていないなら、違うことをやれ、なんでもいいから

~リチャード・バンドラー