こんにちは。
これまで「皮膚の痒み」について書いてきたことは、
● 未病を含む病気は「水」と「代謝」のバランスの崩れが発端であること ★★ここ
私の学んでいる「食事療法」は、理論(仮説)があり、臨床で確認し確証に至ったものです。
この仮説理論実践での確認理論の証明
のプロセスを踏んだ生きた理論はあまり多く存在しないと思っています。
臨床で何千、、いえ何万例の中で、ほぼ間違いないという効果を確認した理論です。
栄養学・東洋医学・西洋医学。。
それぞれの世界で素晴らしい知識や技術を持っている方がいらっしゃるでしょう。
でも、、実は、机上の理論ではないのでしょうか
色々なその道の素晴らしい方々。。
さて、、理論の効果を実証していますか と問うと
まずは、栄養学者は獣医でないから犬の臨床で確認はしていません。
東洋医学も人間でのデータはあっても犬のデータは無いでしょう。
西洋医学の獣医は、勿論西洋医学の薬や治療や検査や手術のデータはお持ちで、
しっかり臨床でのデータであると思います。
ただ、、この西洋医学のデータというのも、、あてにならない面も。
みどの罹患した「突発性後天性網膜変性症」は西洋医学のデータでは、
いまだに治った例が一例もないということになっています。
西洋医学の獣医は、患者さんが受診した瞬間のデータしかお持ちになっていません。
つまり、通院しなくなったところでデータは追えなくなってしまいます。
▲ 私からみたら、そんなデータなんて尻切れトンボです。
通院のスパンがひと月だったとしたら、その間のデータはありません。
▲ 私からみたら、そんなデータは穴の開いたレンコンです。
私は、「突発性後天性網膜変性症」の治った例を知っていただきたくて
ですが、みどが完治したというデータは抹消されてしまいました
たまたま、、数例良くなったという情報はいくらでも存在します。。
〇〇ちゃんが□□のフードに変えたら、カユカユが治ったよ。
自然塩を足すだけで、老犬がスタスタ歩くようになったよ。
みたいな感じに。
私の記事にしていることは、
獣医ではない私自身が臨床経験して確かめたわけではありません。
ですが、森先生ご自身が確認され、これは間違いないということだけを
師範である私たちに落とし込んでくださっている情報です。
森先生は、受診され治療が必要な方達全員とLINEでつながっています
いちごちゃんの食箋にも、消してありますが、LINE IDを先生がお伝えしていることがわかります。 ここ★
そして、受診日以外のデータもキチンと把握され、
日々、効果を確認し、微調整の指導をされています
つまり、、毎日患者さんの診察以外に、LINEでも診察をしていて、24時間営業なのです。
症例数が違います。
先生ご自身、勿論獣医さんなので西洋医学的な知識をお持ちの上、
調理師免許もお持ちなので、自ら調理もされます。
更に大学院では細菌学も学ばれ、製薬会社では新薬の開発にも携わり
薬の効かせ方も熟知していらっしゃいます。
食肉工場で何十万頭という家畜の獣医として、
薬を使えない食肉用の動物を飼料で病気にさせないという技術も学ばれました。
家畜の飼料による健康維持のレベルはかなり水準が高いそうです。
ただ、残念ながらそのノウハウがペット業界には反映されない構造になっています。
おそらく、ペットフード業界、獣医さんとの関係など。。いろいろな利益が絡んでいるのでしょう。
そのうえで東洋医学や漢方についても自ら研鑽をつまれ、
その引き出しは、、まるで異次元につながるくらいのキャパシティです。
しかも、先生は、学問として古書はじめ書籍を読み、、
理解した上で、、、、まずは 疑う。。信じない。。
実際にご自身で臨床で確かめたことだけしか信じていらっしゃいません。
先生が笑いながら、、
「間違った情報が本当に多いです。皆さんも信じないでください。私のことも信じないでください。」
っておっしゃいます。
そんなお人柄と学び続ける姿勢。人間性において、私は森先生を信じて師として学び続けております。
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私の信じている生きた情報をお伝え致します。
食事についてです。
皮膚の痒みをはじめ、今のワンちゃんが病気になる原因の一つに、
「脂質の摂りすぎ」があります。
世の中が豊かになって、食材も豊富になりました
流通業も進化し、宅配便その他新鮮なものが新鮮なままで産地から直送される今現在。
人間の嗜好も随分変化しています
戦後まもなくの貧しかった食生活と現在では全く違います。
人間も昔はあり得なかった成人病が今は主流。
ダイエットしたい人はいるけど、太りたくても太れないという人は殆どいないでしょう。
ワンちゃんの世界も同じです。
昔は外飼いが普通だったワンちゃんたちは、いつしか、家の中で生活するようになりました。
家の外と家の中、、当然外飼いの方が代謝が高くなります。
安全安心な家の中でふわふわの専用ベッドで寝ているワンちゃん。
下手すると、小型犬だからお散歩しなくていい、、なんてことで、家を一歩もでない子もいるかもしれません。
そして、ペット業界では、
可愛いワンちゃんに美味しいお食事を食べさせてあげたくて。
喜んで食べてくれる姿を見たいと思う飼い主さんがドッグフードを選びます。
当然、人間からみておいしそうな、、高級そうな食材で、ハイカロリーな食事となるわけです。
ドライフードは、、いわば、、カップラーメンです。
毎日毎日、カップラーメンだったとしたら、、健康でいられるでしょうか
臨床の中でいろいろな病気すべてにほぼ関与している「脂質」。
脂質をカットするだけで、色々な病気が治っています。
そのいろいろな病気の中のひとつが「皮膚の痒み」です。
いちばん多いのが、マラセチア菌による痒みです。
メカニズム的には、代謝しきれない、余った脂質が悪さをするというものです。
余った脂質は、皮下脂肪として蓄えられ足り、内臓脂肪として蓄えられたりもしますが、
それ以外に、皮脂として皮脂腺から分泌するということになります。
そしてその分泌された皮脂が大好物のマラセチア菌が皮脂を食べにやってくるのです。
マラセチア菌にとっては、食べ放題バイキング状態。。
どんどん増殖していきます。
すると、それが痒みになり、、当然痒がる、、掻きむしる。。という流れです。
この場合は、皮脂腺の多い場所にその症状が出てきます。
皮脂腺の多いところは、耳の中、耳の付け根、両脇、内股、肛門周辺。
そのあたりを特に痒がる子については、徹底的に脂質のカットをお願いいたします。
また、皮脂として分泌できず、脂を出す力がなくなってしまっている子もいます。
その子は、脂が表皮内に溜まり、そこに細菌が繁殖して、膿皮症の様な症状を呈します。
出す力の無いタイプ、つまりニキビの様に発疹ができているような子についても
当然脂質のカットをしていただきたいのですが、
併せて、皮膚のマッサージをして出す力が蘇るようにしていただきたいと思います。
この時、当然痒みがあるので、マッサージなどして触れることで痒みを誘発してしまうということもあります。
我が家のくぅがそのような感じで、私自身、マッサージをしたくても、、怖くてできない状況でした。
健康な肌に戻すためには、皮膚にもしっかり血が流れていなくてはなりません。
そのためにマッサージや血流を良くする生薬やその効能がある食材を選び、血の巡りをよくすることこそ、根本治療ですが。。。
その過程では、どうしても痒みが出てしまう傾向にあります。
痒みは薬やそのほかの処置(保湿、ミント水などでのクーリングその他)で抑えながらも、本来の血が巡り皮膚の細胞の一つ一つに酸素や栄養が回るような体、そして皮膚にしていかなくてはなりません。
出てきた痒みの症状にひるむことなく、根治を目指して頑張っていただきたいと思います。
その匙加減は、いつも身近にいる飼い主さんにしかできないことなのですから。
我が家のくぅの場合は、食事療法とパラで、アロマフランスのクレイでクレイパック。
出せないものをクレイの力を借りて引き出しました。
これが、すごく私的には良かったと思っています。
なので、私はアニマルクレイテラピストの勉強もしました。秋には資格も取得できる予定です。
クレイは食事ではないので、また別の機会に記事にします。
クレイはある意味無限の可能性を持っていると感じています。
さて。。
ドライフードでの食事療法では、フードに野菜のみのトッピングをお願いしていますが、
この時に選ぶ野菜についても、徹底的に脂質を✔して、脂質の多い野菜類は選ばないようにお願いいたします。
また、三大栄養素(脂質・たんぱく質・炭水化物)については、代謝できない余剰分が体内で脂質に代わるという性質がありますので、今現在痒みを少しでも早く減らしてあげたいという場合は、この三大栄養素についても、控えるようにお願いいたします。
Slism というサイトがあります。
初めて使う野菜🥕🥒🍄🥦🥬については、必ずこのサイトで栄養素を確認してください。
和食材や野菜類は、自然食品・ヘルシーという印象が強く、
調べないで多用して結果ワンちゃんに負担がかかり食事療法を失敗する方が、結構いらっしゃいます。
今からスタートする方は、是非、🥕にしろ、キノコにしろ、初めはひとつひとつ、確認していただきたいです。
野菜の中にも脂質や炭水化物の多いものもあります。
野菜をトッピングする目的は種のビタミンの摂取為です。
選ぶときには、その栄養素(ビタミン)の多いものを選ぶことをお勧めいたします
季節や土地柄で収穫できる野菜は違うと思いますので、毎日毎食のことですから、
手軽に手に入る食材、自分たち人間と共有できるような食材にするのが長く続く秘訣だと思います。
フードベースでなく完全手作り食については、次回、書かせていただきます。
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