西洋医学のDr.にも知っていて欲しい。 | くぅみど徒然日記

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食事療法&食養調理インストラクター師範・ペット食育協会准指導士
アロマフランス・アニマルクレイテラピスト・犬の管理栄養士マスター 他
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日々精進している中から発信しています。
アメンバー申請・個人的なアドバイスは原則致しておりません。

みどの病気。。

「突発性後天性網膜変性症」について。

 

 

西洋医学最高峰のDr.は。

完治した症例はゼロ。

視力を維持できた(進行が止まった)症例もゼロ。

必ず失明に至る。

しかも、短期で。

視力を温存できた症例は、たった1年間、、ステロイド多量投与によるものだった。

と。。。

説明してくださいました。

 

病院って、、患者さんが通わなくなってしまうと、

その後のデータや結果を追うことができません。

先生の説明の中でも、通院しなくなったワンちゃんは

来なくなったことから判断すると、失明したのだろうと、、おっしゃっていました。

 

西洋医学の眼科専門病院は、検査にかかる費用もかなり高額で、

あえてそこまで検査する必要があるのか、、という

疑問も出てきます。

 

みどの場合。。

罹患してから一時視力がどーんと落ち、

その後徐々に回復してきているという実感がありましたが、

診断が下されてから半年後の10月末の時点での受診が最後になりました。

検査データからは回復という判断はできず、

逆に最新のデータと比較してもやはり進行しているといわれました。

 

検査するだけで数万かかる。。

治療なしにです。。

 

検査というのは、病気の現状を正しく知り、

今後の治療方針を決めていく為にするものだと思います。

今回のみどの場合は、西洋医学での検査データによって、

治療やケアの方針が変わるというものではありませんでした。

   

検査結果に一喜一憂することの意味が見いだせず、

今後は受診しなくてもいいかなって思いました。

10月末の時点で、もし、検査結果的に回復を認められるデータが出たとしたら、

ちょっと気持ちも違ったのかもしれません。

 

10月末の検査は網膜の断層診断でした。

網膜の厚みを測り、今までのデータと比較します。

網膜は光の信号を電気信号に変え、脳に送り、そこで視覚としてとらえられます。

みどは4月末の時点でこの電気信号への変換をしていなかった。(データ上)

網膜は使わないとどんどん薄くなっていくそうです。

 

人間でも、使わないと筋力が落ちますよね~。

それと同じです。

 

ただ、この検査データにはあるトリックがあることに気づいた私。

みどの生活観察上の一番視力の無かった時期は6月初旬。

S動物病院での臨界水での除菌を始める直前です。

この時のデータは存在しません。西洋医学的な検査をしていなかったからです。

 

4/26、5/3、5/20 の3回の検査データと10月末のデータとの比較。。

5/20より6月初旬、、この2週間でどんどん悪くなっていっていたみどの視力。

この間に網膜の厚みは、5/20時点よりも薄くなっていたと考えるのが妥当です。

ただ、その時のデータがない。。。

10月末、5/20データよりわずかに薄くなっていたみどの網膜ですが。

6月初旬の検査データがあった場合、

10月末のデータ値は回復を意味するものになっていたかもしれないのです。

可能性はゼロではありません。

 

だから、私はDr.の説明、、「残念ながら、進行していますね」という言葉を

ある意味、、信じるのをやめました。

希望を持つために、、「あてにならないや」 って考えることに、、しました。

何事もなるべくポジティブにとらえて、前向きに病気と闘っていくためです。

自己防衛本能の現れでもあります。(笑)

 

さて、

私は今回、みどが全く前例のない、「完治」に至った事実を

西洋医学の担当医の先生に報告する決心をしました。

先生に「突発性後天性網膜変性症」が完治したという事実を知っていただきたいと思いました。

 

先生がこのことをどうとらえるのかはわかりません。

でも、もし、、

先生が認めて下さり、これから同じ病気にかかって受診するワンちゃんたちに、

みどの経過を話してくれることがあれば、

その話を聞いてたくさんの飼い主さんが絶望の中に光を見いだせると思うのです。

 

みどがケロッと治ってしまった、、とき、、

私の周りの数人の人は、「誤診だったんじゃない?」と言いました。

でも、私は誤診だとは思っていません。

確かに、みどの病気は「突発性後天性網膜変性症」だったのだと思います。

この世の中は、こんなに科学が発達して、医学も発達して、、

でも、それでもまだまだ未知の分野(東洋医学)があるのだと思います。

そんな未知の分野(東洋医学)、、、を

科学者(西洋医学)は認められるのか、、それはわかりません。。

 

もし、担当医の先生が、

先生の研究のためにみどを受診してデータをとりたいというのなら、

私は喜んで協力していくつもりです。

 

西洋だとか東洋だとか、、そんなことは問題じゃないです。

問題は、一人でも多くの患者さんを救うことだと思うのです。

大昔は、目の前にいる人が病気にかかると、何か救う方法はないのかと、

いろいろなことを試したはずです。

そんなことが医学のスタートだと思います。

垣根を作らずに患者さんを救うこという本来の目的を最優先にできれば、、、

もっともっと情報を共有できたら、と願うばかりの私です。

 

以下。先生へのお手紙

 

前略。

先生、ご無沙汰しています。

みどの件では、先生に本当にお世話になりました。

視力低下がわかり、地元の病院では診断がつかず、連絡をさせていただくと、

ゴールデンウィーク直前で忙しい中、すぐに診察をしてくださり、

一週間後の再診も5/3の祭日という日程。

普通なら休診の病院が多い中、本当にありがとうございました。

 

昨年のゴールデンウィークは、みどのアジリティセミナーの予定も入っていて、

何も知らずに参加して、怪我をしたかもと思うと本当に良かったと思っています。

 

10月末の受診を最後に先生にはお目にかかっていなくて、

お手紙でご報告させていただく決心をしました。

 

みど。

完治しました。

すっかり視力も回復できました。

 

一時は自宅の階段にも上がれなくなり、車にも飛び乗れなくなり、

アジリティしてみても、細い幅の障害物の上には乗れなくなりました。

散歩していても、車止めのブロックに躓いたり、

壁際では壁にぶつかったりしていました。(6月頃)

 

西洋医学では完治した症例が全くない病気。

私は、5歳のみどがもし失明してもそのあとも目以外は健康でいてほしいと思いました。

体に優しいバイオレゾナンスとみどの病気の引き金になった原因菌や異物の徹底した除去に努めました。(日中の多くの時間を過ごす自宅リビングもすべて内装のやり替えをしました。)病気は、体内に入った原因菌や異物が白血球と闘ってその結果起きたこと。原因菌がなくなれば闘いの必要もなくなり、闘いの結果出た症状も回復は望めなくても進行するということはないと信じて頑張りました。

 

その後次第に回復を感じられる行動が増えてきて、初めて行ったドッグランでも柵にも木にもぶつからず全速力で走ったり、自宅の階段も登れるようになり、

アジリティでもすべての障害物をクリアできるようになりました。(10月頃)

 

年末になると、薄暗い部屋の中で、3メートルくらい離れているみどと目が合い、そのままの姿勢で、指先を私の顔の横に持ってきて、人差し指で「オイデ」をすると、一目散に飛んできて、「なにくれるの?」という感じの行動がみられるようになりました。

そのタイミングで年明けから趣味としてのアジリティに復帰する決意を固め、スクールに復帰。(1月)

 

この頃から、このまま視力は維持できるという心の中での確信のようなものが生まれました。それまでは、ネット検索すると、みどの病気「突発性後天性網膜変性症」は失明したという情報しかなく、見るのが怖くて調べるのをやめていました。

久しぶりに思い立って検索した結果、みどと同じ経過をたどっているワンちゃんの情報があり、視力回復に有効なマッサージやトレーニングの存在を知りました。

 

そして、その情報元の病院に罹り、食事療法とマッサージ、トレーニングを始め、ひと月後には漢方も1か月半取り入れました。

2月末、なんと発症当初から全くできなくなっていた、投げたトリーツを口でキャッチするということまでできるようになったのです。

それまでは、遠くのものは見えても、なかなか近くのものに焦点が合わない様子でした。

目の前にふと差し出したものが見えなかったり、また、アジリティをしていても長いトンネルの途中で行き止まりだと勘違いして戻ってきてしまうという場面もありました。

 

ですが、この口でキャッチをできようになってからは、まったく発症前とかわらない視力を取り戻したと思っています。

 

みどと同じ病気にみどの後に罹患し、すでに失明したワンちゃんがたくさんいます。

でも、みどは、助かりました。

みどは競技としてのアジリティにも復帰を決意して、5月末からまたスポーツとしての競技生活を再始動いたします。

いろいろな方のいろいろなご意見や指導を受けながら、何とかここまで参りました。

先生にも保険請求の件でも本当にお世話になり、感謝しています。

 

同封のDVDはみどの様子を撮影した動画です。

ぜひ見てください。

 

 

 

 

 

流石にお手紙には

研究のための受診に協力させていただきます、、的な文章は載せませんでした。

先生から依頼があれば本当にうれしいです。