登米市にあったラーメンの名店の話(ФωФ) | プロフェッショナルブリーダー シルトクレーテ

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カニンヘンダックスフンド専門のブリーダー、プロのトリマーとして一日中犬に囲まれ生活をしております。ドッグショーの結果報告や子犬の出産情報、我が家のワンコ情報、日常話等々お送り致します(*'ω'*)

ラーメン食べたいなぁ真顔

 

しばらく食べてないなぁ〜。

 

今は大事な時期だからなぁ。

 

もう少し我慢するか〜。

 

と言う事で今日はラーメンについて語ろう真顔

 

 

登米市には昔ながらのラーメンと言える名店があった。

 

自分は小学生の時に母親と週に一度ラーメンの食べ歩きをしていた。

 

登米市の色々なラーメン屋さんを巡った。

 

そんな小学生の自分が断トツにクソまずいと思った店、

 

それが上記の店である真顔

 

それから20年くらいたった頃だろうか、

 

あるフリーペーパーにその店が掲載されていた。

 

お!これは思い出のクソまずいラーメン屋だ真顔

 

何だかすごく気になってしまった。

 

小学生の頃の自分は正しい判断が下せていたのだろうか?

 

と言う事で大人になってから再チャレンジする事にした真顔

 

店内に入りドキドキしてラーメンの到着を待っていた。

 

しばらくするとラーメン登場。

 

満を持して食する。

 

おおっ!

 

やっぱりクソまずい〜ゲロー

 

スープもやばいが麺も細くて柔らかすぎる〜!!

 

ほら見たことか!

 

そんな小学生の自分の声が聞こえて来そうだった。

 

それから1年、また自分を疑い出した。

 

あの時の自分では理解出来なかっただけではないのか?

 

うん、そうかもしれない真顔

 

そして再々チャレンジだ真顔

 

恐る恐るラーメンを口に運ぶ。

 

ん?食える真顔

 

決して美味しくはないが食える。

 

クソまずいと言う思い込みがそうさせたのだろうか。

 

人間の脳とは面白いものだ。

 

 

それから少ししてまた行ってみる。

 

あれ?なんか美味しいような気もして来る真顔

 

だが、メンマがエグいゲロー

 

これは発酵食品か?と言うレベル真顔

 

あのエグさ全開のメンマが無ければ美味しいんだけどな〜。

 

4回目はそんな感想だった。

 

そして数日後、またチャレンジしてみる。

 

やっぱり微妙に美味いと感じてしまう。

 

自分の舌は完全におかしくなってしまったのだろうか?

 

だが、問題はあの発酵メンマだ真顔

 

しかし、発酵メンマを単体で食べるのではなく

 

麺と一緒に食べた所、何とも言えない美味しさを感じた真顔

 

むむ!そこまで計算していたのか?

 

まさかここの店主は天才なのか真顔

 

そんな風にも思えて来た。

 

それから何度も通った。

 

魅力は何と言ってもスープだろう。

 

混沌としていて何を表現したいか全然分からない真顔

 

自分の舌の限界の力で味を追いかけないといけない。

 

まさに自分から味を迎えに行くスープだ。

 

一口、また一口と、スープを味わう。

 

ダメだ!全然旨味が探せない真顔

 

そんな頃にはスープが無くなっている。

 

くそー。ハメられた気分だ〜真顔

 

そうやって何度もチャレンジを続けた。

 

でもなかなか旨味を探すのは難しかった。

 

と言うか行く度にどんどん味が薄くなってる気もする真顔

 

 

私はこの頃、ラーメンについて色々考えていた。

 

ラーメンを中華そばとも言うが、

 

その昔は支那そば、更に昔は南京そばと言っていたらしい。

 

年配の店主が3代目となるこの店のこのラーメンは

 

きっとその頃のラーメンなのではないかと。

 

だとすればあのレトロな味は国宝級なのではないか真顔

 

昔の車やブラウン管のテレビ等、レトロな物はたくさんある。

 

機能、性能だけで見ればもちろん現代の物の方が優れている。

 

だがレトロな懐かしさと格好良さと言うのもあるだろう。

 

ラーメンもそうだ!

 

南京そば時代のラーメンと現代のラーメンを

 

単純に比べてはいけないのだ真顔

 

もし原始時代の食事が再現されたならば

 

美味しさはともかく食べれるだけで感動するのではないか?

 

そう言う感覚で歴史を感じ有難く食べるラーメンなのだ。

 

そう結論付いた真顔

 

あくまでも自分の憶測に過ぎないが。

 

 

最近のラーメンは確かに美味しいとは感じる。

 

何もしなくても旨味が向こうからやって来る。

 

化学調味料の影響も大きいのだろう。

 

若い世代はそう言ったラーメンを好む人が多いようだ。

 

だが、それではいけない。

 

舌がバカになってしまう真顔

 

自分から味を迎えに行かなければならないラーメン。

 

この魅力に気付いて欲しい。

 

混沌とするスープの中に漂う旨味を探し出せると感動だ。

 

誰でも美味しいと思える物で喜んではいけない。

 

自分の舌をとことん鍛えて真の美味しさを感じて欲しい。

 

 

私は登米市の名店でとても勉強させてもらった。

 

あの楽しさを忘れる事は出来ない。

 

もう閉店してしまったが閉店前に行った最後の2回は忘れられない。

 

私のレベルを遥かに超えたスープだった。

 

あまりの味のなさに降参するしかなかった。

 

私は試されていたのだろうか真顔

 

 

粉末と液体の2種類の調味料が付いているカップラーメンがある。

 

その粉末調味料を入れないで、更に液体調味料を

 

半分から三分の一だけ入れて作れば近い味になると思う。

 

そしてお湯を入れてからの待ち時間は

 

麺の柔らかさからして30分くらいかな真顔

 

怖くて試した事はないが多分そんな感じだ真顔

 

ちなみにコアなファンもいたと思うが、

 

登米市民に私が聞いた中では9割の人がマズイと言っていた。

 

 

私は運よく1割側の人間になる事が出来た。

 

少数派ゆえほとんどの場合は理解されないが

 

私は間違ってるとは思っていない。

 

友人、知人も沢山連れて行った。

 

みんな一口目で絶句していた真顔

 

中には吹き出す人も真顔

 

友人からオススメのラーメン屋さんを聞かれて教えた所、

 

一緒に行った人から間接的に怒られた事もあった真顔

 

そんな名店との感動秘話は沢山ある真顔

 

 

 

閉店して数年…改めて冷静に考える。

 

やっぱり普通にクソまずいラーメンだったんだろうなぁ真顔

 

自分の舌の限界と戦った懐かしい思い出だ。

 

もう一度挑戦したいと心から思う。

 

そんなラーメンだ真顔

 

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