茅田砂胡 全仕事1993-2013〈特別版〉 (C・NOVELSファンタジア)/茅田 砂胡

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とにかく分厚い。

総ページ数704pの新書。

はっきり言おう、分厚すぎて持ちにくい。

ごろんと怠惰な姿勢で読もうとしたらまず挫折する。

座って読んでいても開きにくい。

ただし、それに目を瞑ったら、確かにこれだけのページ数の『書き下ろし』は読み応えがある。

───んですがー!

ここで問題なのは、『20年間の集大成だ』ということなのですよ。

つまり、『茅田砂胡』という作家さんが書いて来た全シリーズの書き下ろし = そのシリーズを読んでいないと話がさっぱり解らない、という…。

ちなみに、私、茅田砂胡さんはかなり好きな作家さんなのですが、『桐原家の人々』という結構初期(?)の角川文庫のシリーズだけは何故か敬遠して読まずに来てしまったんですね。

その後のレディガンナーシリーズは全部読んでるんですが。

で、この本でしょ?

当然ながら、書き下ろし小説も書き下ろし漫画も意味が分からない。

一応人物紹介はさらっと見開きページで存在するけれど、そんなものが数冊出ている文庫を補える訳もなく。

そういう意味では残念なところもあり、逆にいえばそれ以外のシリーズは全部既読なわけで、後日談というか外伝的なものが読めて楽しくもあり。

もう完全に『茅田砂胡の、茅田砂胡+αによる、茅田砂胡fanのための』本でした。

なので、茅田砂胡の本を今から読もうと思っているなら、この本は手を出さない方がいいです。

是非、全シリーズ既読の状態でお楽しみください。(笑)

それがこの本の楽しみ方なんじゃないかなと思います。

…とはいえ、私が今更『桐原家の人々』を読むかといえば、多分読まないんだけどね。(笑)
もう1人まで辞めようかなとか言い出したんですが本当にどうしたらー!!

やっぱりあれか、便乗で私も辞めて、在籍が部長1人だけとかいう素晴らしい部にするべきか。

てか新しい部長が勝手すぎて…というかなんか薄情?で、ついていけんのじゃないかと思ってる私…。