今回の槍ヶ岳登山(新穂高双六ルート)の最初のお宿「双六小屋」。
ここの2番のお部屋に泊まりました。
お部屋の中はこんな感じです。
マックス6人部屋ですね。
向かい側にもふとんが3組置いてあります。
今回はこの部屋に僕ともう一人。
全然知らない人といっしょに寝泊まりするなんてとても新鮮!
お互いの旅程や山について、いろんなお話で盛り上がりました(^^)
夜は冷え込むかなあと思ってましたが、意外に大丈夫でしたね。
朝日がまぶしい~。
僕の背後が槍ヶ岳に向かう西鎌尾根です。
まずはこのゆるやかな丘を攻めます。
双六小屋をあとにして、
つぎは西鎌尾根経由で槍ヶ岳めざします。
7時頃出発しました。
本日も快晴なり♬
でも、昨日の疲労がまだ残ってます。
脚、重おぉ~~。
西鎌尾根の稜線をのーんびり進んでいきます。
初日の登りと比べたら、とっても楽ちんです。
といっても程よく登りもあります。
うっすら立ち込める朝もやの中、
適度な冷気が気持ちいい。
樅沢岳に到着。
「もみさわだけ」と読むらしいですよ。
槍ヶ岳が見えてきましたね~♬
こんなに遠くから眺めても、その存在感は圧倒的。
標高2754m。
ここからは、進みながらずっと槍ヶ岳を眺めることができます。
なんて贅沢な!
たまに岩がごろごろしてる場所にでますが、この辺はまだまだ歩きやすいですよ。
やっと道先案内人が合流してくれました(笑)
雷鳥君、今日もよろしくね。
硫黄乗越という場所に到着です。
槍ヶ岳まであと4時間。
特に難度の高い場所もなく、のんびりお散歩気分の稜線歩き。
快適です(^^)
だいぶ槍ヶ岳が近づいてきました。
今回の登山初めての鎖。
とくに険しい場所ということもないですが、足元が少し崩れてるので持って進んだ方がいいかもしれませんね。
左俣乗越という場所に着きました。
ここまでノンストップで来たので、ちょっと休憩タイムです。
この辺からだんだん道幅が狭くなってきました。
左右の切れ落ち具合もなかなかのものです。
そろそろ岩稜帯に突入ですかね。
二つ目の鎖。
さくっと登っちゃいます。
振り返るとこんな感じの場所。
かなり険しさを増してきました。
鎖なしでは上がれません。
「おーい、はよ上りなさーい」
「はい!すいません!」
あの先っちょに登るのかー。
ほんとに行けるのか?(汗)
難所もそんなに長くは続かないので瞬発力でえいっ!って感じで進んじゃいます。
ここは結構怖かった!
足元が砂利なのでスベりそうでビクビク。
万里の長城みたいな感じなんですね、槍までは。
さーて、千丈乗越まできましたよ。
ふ~~、結構疲れました。
とりあえず難所と言われてる場所は越えましたね。
ここでちょっと長めの休憩をとりました。
案内ご苦労様(^^)
彼とはここでお別れです。
さて、では行きますかね、最後の急登。
岩稜帯を延々と登っていきます。
脚の筋肉疲労がいっきに押し寄せてきました。
こんな感じの道を蛇行しながら登っていきます。
絶景をゆっくり楽しむ余裕なし!
しんどいよ~。
結構、傾斜がキツい!
立ち止まっては足を休め、少し進んで休めの繰り返し。
ここの岩場の下でちょっと長めの休憩タイム。
行動食でエネルギー補給。
もう少しかなあ、
からがとっても長い!(笑)
お~~、槍の背中が見えてきました。
左のとんがりが小槍かな。
とてもアルペン踊りができそうには思えません(笑)
だいぶガスが出てきましたね。
到着~♪
ちょうど他のグループが槍ヶ岳山頂にアタックするとこでした。
がんばってー。
槍ヶ岳山荘。
結構大きな小屋ですね。
とりあえず、疲れ果てたのでゆっくり休みたいところ。
受付を済ませて、重いザックを下してきます。
宿泊スペースはこんな感じです。
二段ベッドになっていて、一カ所に6人ほどが川の字になって眠る感じです。
僕の場所は僕ともう一人だけでした。
ラッキー☆
洗面禁止!
山頂での水は貴重ですからね。
宿泊する人でも無駄に水は利用できません。
中には売店もありました。
ここでヘルメットのレンタルもしていますので、山頂に登る方は借りたほうがいいかも。
荷物を置いて外に出てみると・・・、
あちゃーー、あたり一面ガスまみれ。
これでは登っても周りの景色を楽しむことは難しそうだなあ。
今登ってる人は大丈夫かな?
今日の槍ヶ岳山頂アタックはあきらめて、
明日早朝にチャレンジしようと思います。
と、いうことで、ビール!(笑)
おつまみに豆カレーをいただきました。
明日最終日の槍ヶ岳山頂アタックと下山に備えて、今日はゆっくりカラダを休めようと思います。