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郷土史作家の妻blog

郷土史作家「夫」とその妻「私」、視線の先は、けっこう違う…?!


妻的、母的、女子(?)的見方で、「夫」や郷土について語っていきます。

夫が

ねえ、何あげればいい?
どうすればいい?!

とワタワタしなくて済む、稀有なイベント。


お店に、パッケージングしてあるのが、たくさんあるものね。







夫が私に選んでくるのは、毎年、ピンクが基調の箱。


ただ単に女の人にあてたものだから、なのか、それとも、夫の私への印象がこういう色味なのか、私への気持ちがこういう感じなのか。


とりあえず、優しい感情で見てくれてはいるのかもしれない。
付き合う前の初デートは、クリスマスイブの城跡だった。



群馬県太田市の金山城(かなやまじょう)。

この城は、金山という山をもとにして築かれた「山城」だ。

なので、展望台まで登ると見晴らしが良く、その日も街の明かりを遠くの方まで眺めることができた。



私はもてなされるのが苦手だ。

慣れていないからというのもあるのだろうけれど、相手が、私のためという視点だけで行く場所やお店を選ぶと、喜ばなければいけないような気がして、辛かった。


この人は、自分の好きな場所で、しかも私も喜ぶかもしれないところを、選んだんだなあ…。


これはかなりの感動だった。




私の幸せぶりが伝わっていたのか、その後金山城には、何度も訪れることになる。

付き合ってはじめてのクリスマス、プロポーズ、念押し2度目のプロポーズ。
そういえば、4人家族になってはじめてのクリスマスもここだった。


夫と私にとって、大事なときは、金山城、なのだ。



金山城はこんなところ(太田市HP)


夫の見た金山城



夫は、話し言葉と書き言葉にかなりの差がある。(と私は思う)



入社したその日、私ははじめて将来夫となる人と会話したのだけど、第一印象は、

(喋りが、か、軽い……。)

小説の雰囲気からすると、素朴さ、繊細さが薄い感じがした。
この人、本当に、あの文章を書いている人なんだ?という。


風貌も、その疑問に拍車をかけていた。
かなりの丸顔。
線の細さは、失礼ながら全く感じられない。


実は、あの新聞には作者の顔写真も掲載されていた。

でも、私よりも前に郷土史で書いている人がいるのが、ちょっと(いや相当)悔しく、まともに見れていなかったのだ。
(名前は組み合わせてるのにね)

それで、私としてはなんだか違和感ありありの、初対面になってしまった。



いまになって思えば、それほど近しくなかった頃の夫は、柔和で軽い雰囲気をカーテンにして、その奥にいろいろ隠しているような感じだった。

外は話し言葉、中は書き言葉。


私はいつの間にか、カーテンの内側に入れてもらえていたようだけど、外側で煙に巻かれているような人は、今も何人もいるに違いない。