私世代の人なら覚えているかもしれませんが、「お座敷小唄」という歌がありました。その歌詞は「富士の高嶺に降る雪も京都先斗町に降る雪も、雪に変わりはないじゃなし溶けて流ればみな同じ」だったのです。
文意は「どちらに降る雪も変わりがない、つまり同じだ」いうことなら、「変わりがない」を「じゃなし」をつけて否定したら二重否定になって「変わりがある、つまり違う」という意味になるという主張で、どこかの大学の先生がクレームをつけて以後「雪に変わりがあるじゃなし」と訂正されて歌われた。
私は当時は子どもだったので大学の先生が言うなら正しいとと思っていましたが
「雪に変わりがあるじゃなし」という表現に何か違和感を感じていました。
「変わりがないじゃなし」は「変わりがないんじゃない」という表現と同主旨で相手に同意を求める英語の付加疑問に近く元の歌詞の方が正しいと思うようになりました。
「奈良に行ったんじゃない?」には行ったを否定するのではなく「行ったんでしょ」と確認する表現として使われると思います。
「彼は奈良に行かなかったんじゃない」もいわゆる二重否定ではなく「行かなかっ たんでしょう」と同意もしくは確認を求める表現だと思います。
英語の文法の付加疑問と似てますね。
When Yuriwaka’s fleet approached the ogres’ island, the ogres’ ships came to fight. Yuriwaka destroyed all of the enemy’s ships with the arrows shot by his powerful bow.
百合若の船団が鬼ヶ島に近づくと、鬼たちも船で向かってきましたが百合若の強弓には敵わなず彼らの船は木っ端微塵になりました。
Yuriwaka and his soldiers landed on the island and celebrated the victory.
Since he was a heavy drinker, he drank too much and fell asleep.
While he was sleeping, 2 bad officers who were brothers thought it was a good chance for them to take over his position. They left him alone on the island and went back to his country and reported to the emperor that Yuriwaka was killed in the battle.(to be continued)
百合若と彼の群勢が、島に上陸して、戦勝の祝宴を開きましたが大酒飲みの百合若は飲み過ぎて眠ってしまいました。彼の兵士の中の悪い二人の隊長は百合若の地位を乗っ取る絶好のチャンスだと思いました。彼らは百合若を1人その島に残し国に帰って百合若は鬼との戦いで死んだと報告しました。 (つづく)
One day, the emperor ordered Yuriwaka to go to the ogres’island to punish them because they would come to Kyoto and did bad things. He said to his wife and Midorimaru, “I will surely come back after punishing the ogres so please wait for me. And he left his home for the island with his soldiers by ship.
ある日、天皇が彼に都で悪事を働いた鬼どもを懲らしめよと命令しました。彼は妻と緑丸に言いました「悪い鬼を懲らしめたら必ず帰るのでそれまで待っていてくれ」そして彼は家を出て彼の兵士を連れて船で鬼ヶ島に向かいました。
His wife standing on the beach and was waving hand to him until his ship went over the horizon. Midorimaru soared up into the sky crying sadly “pie! pie!”.(to be continued)
彼の妻は砂浜に佇み彼の船が水平線の彼方に行ってしまうまで彼に向かって手を振りました。緑丸は空に舞い上がり悲しそうにピイー、ピイーと鳴きました。(つづく)