オンガタ・ロンガイに鉄道駅が完成 | ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

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1987年から30年続いたマトマイ二・チルドレンズ・ホーム。その卒園生達と共に、貧しさ故に子どもを困窮状態に追いやっているスラムのシングルマザーの自立援助に力を注いでいます。マトマイニ第2章の始まりです。

これがウワサのSGR(Standard Gauge Railway)のオンガタ・ロンガイ駅です。

どうやって切符を買うのか、車掌さんはケニアの人なのか、とても興味深いデス。

SGRモンバサ線に昨年乗った時には何から何まで中国語表記で驚いたものですから。

 

先日の台風19号襲来の様子をインターネット上で見て驚きました。昨年訪れた長野県の埴生中学校の皆さん、千曲川の氾濫で被災された方もおいでではないかと思います。また報道されない各所でも「こんな経験はじめてだ!」と、猛威を振るった台風の影響で未だに不自由な生活を強いられている方々も多いのではないでしょうか。

 

私は目下一時帰国の準備中ですが、往路も含め彼方此方動きますので、いつどこで何に出くわすか分からないと、気を引き締めて行動したいと思っているところです。

 

さて、マトマイニが位置するオンガタ・ロンガイ町に鉄道の駅ができ、10月16日、他のゴング、マイマヒウ、ススワの合計4つの駅が大統領によってオープンされました。本来なら、ナイロビから12駅を経てウガンダに到る鉄道敷設計画だったのが、援助国の中国が「やーめた」と手を引いたため、完全に宙に浮いてしまったのです。終着駅のススワはサバンナのど真ん中。

 

独立以来の最大の国家事業SGR。「行先を失った鉄道」と批判の声がゴウゴウ挙がっています。

 

野次馬の私、一度乗ってみたいのですが、オンガタ・ロンガイ駅に行く道は雨で滅茶苦茶。バイク便やタクシーを使ってマトマイニから駅まで1000シリングかかります。ナイロビ行きは朝の5時57分発なので、治安上今は止めておきます。20分でナイロビ駅に到着するというのは魅力的だし、料金も100シリングと格安なのですが。

 

日本から帰ったら挑戦してみます。