こんにちは!
あなたは知る人ぞ知る
〈福井県のそば文化〉を
ご存知でしょうか?
おいしいそば産地大賞
そばが美味しいと思う都道府県
2年連続で第1位を
獲得した地元福井県
福井のそばの魅力を
そば好きなあなたに知ってほしい
知らなかった人には食べてほしい
その思いを伝えるべく
365日以上毎日そばを食べて
毎日そばブログを書き続ける
福井の変態そば野郎こと…
奥村 慎爾(しんじ)です☺️
あなたの変態性を
魅力的にデザインする人
としてもお仕事してます♪
本日[No.664]の
ブログは…
概要を
まとめてみた!
今年から
取り組んでいる
駅そば皿の
氷坂焼(ひさかやき)
復刻プロジェクト
👇先日も投稿しました
これまで色々と
ブログで紹介していましたが
この復活プロジェクトの
全貌や今後の流れについて
書いていなかったので
今回改めて説明させてください💦
ざっと
プロジェクトの
概要を説明すると…
福井のそば文化と
平安の時代から現代まで
脈々と続いている
福井の陶器(焼き物)文化
これらが重なり合って
生まれた唯一の存在こそ
国鉄時代の今庄駅で
使われていた「そば皿」
そば皿製造を
一挙に引き受けていたのが
越前市(旧:武生市)にあった
氷坂焼(ひさかやき)
↑以前窯元へ伺った際に見せてもらった貴重なそば皿の写真
今庄駅でそばが
振る舞われていた頃は
安価な使い捨て容器として
多くの駅そば利用客を
喜ばせていましたが
「今庄そば」が
福井駅へ移転したのち
時代の移り変わりもあって
窯元は昭和の終わりとともに
江戸時代の天保から続く歴史に
幕を下ろしました
福井県民はもとより
多くの観光客の記憶からも
消えかけている
駅そば皿の氷坂焼を
令和の現代にもう一度
復活させよう!
…というのが
プロジェクトの前置きね😂
それで今後は
どうしていくかというと…
1)粘土の採取
これは先日のブログでも書きましたが
窯元の敷地に当時廃棄した粘土を
掘り起こして使おう!というもの😊
そもそもどれだけの量が
残っているのかを把握しないと
もし試作は出来ても
量産化できませーん!では
さすがに厳しいです😓
2)型の制作
オリジナルの氷坂焼も
型を使った量産品だったので
このプロジェクトでも
同様に型から起こす前提で
進めています😊
ちなみに以前は
陶芸家の手で形状を似せてもらう
方向で検討した時もありました
なぜなら
型のコストがかからない
=安く作れるから!
量産化を考える上でも
こっちのほうが小回りも利くし
生産量の調整もしやすくて
生産性だけ考えたらこれ一択!
だけど…
駅そば皿の微妙な形状は
型で起こさないと
似せることができない💦
実際に一度
陶芸家の方に形状を似せて
作ってもらったのですが
雰囲気は近いけど微妙に違う…
正直このあたりの
さじ加減って
自分次第なんです💦
人によっては
それで十分でしょ?
って感じだと思うけど
私自身がどうしても
譲れなかったんです😭
そこで
越前焼工業協同組合さんと
色々相談した結果…
そば皿の現物を
3Dスキャンして…
型をつくる新製法を
独自開発!!
これ…
サラッと書いてるけど
業界初の試みじゃないかと
組合の方はおっしゃってました💦
少なくとも
越前焼では
前例がない😆
今回3Dスキャンをして
駅そば皿のベースになるものは…
文字入り駅そば皿
お皿に…
今庄名物
手打そば
くずまんとう
とよおか
と書かれたこのお皿なら
駅そば皿である
何よりの証拠なので
正真正銘の本物‼️
ただし
今回は文字入れ部分は
データ上で消してもらうので
仕上がるお皿は文字無し💦
/
えー!
なんで文字
消しちゃうの?
\
それは文字入りは
ハンコでいつでも
作れるからです😆
先日このお皿の型を
作ってくださる
岩崎機型さんへ
現物を預けてきました!
👇岩崎機型さんHP
型が仕上がるのは
3月を予定しているので
またその時にご報告します!
型ができた後は
試作を繰り返して
いよいよ販路開拓へと
進める予定でおります👍
どれも初めてづくしで
毎回ドキドキしておりますが
ぜひ一緒にドキドキして
もらえたら嬉しいです😆
というわけで
本日はここまで!
それではまた〜
【今日の結論】
氷坂焼復活は
価値創造の
試金石!!