【2019年度入試】内申30付近で狙える公立高校 | 横浜市東戸塚にある個別指導塾教室長のブログ

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今回、私は内申30付近で狙える高校の定義を以下の2つにしています。

①内申90(30×3)の±2

②9科内申31以上33未満→つまり93~98

 

内申30付近の高校の受験となると、「内申」と「入試の得点」の両方をしっかり取らなければいけないと思います。

 

そして、下記の高校を志望する内申30付近の生徒たちは、ある程度自学習の習慣が付いていて、「4」が取れる科目にプライドを持っているように感じます。

 

また、内申30付近で狙える高校を①と②に分けた理由は、内申30付近②の高校から公立入試の全体平均(H30年度は264.8点)が取れないと合格が難しくなるからです。

 

逆をいえば、内申30付近①までの高校は全体平均まで取らなくても合格できたことになります。

 

内申30付近の生徒たちであっても、その多くが部活が休みになるテスト1週間前から集中的にテスト勉強を行い、テストが終われば勉強したことを忘れるといったことを繰り返している子が多いと思います。

 

だから、この子たちが7~9月に初めて受ける模擬試験で5科200点を超えるのは大変です。

 

ましてや公立入試の全体平均(264.8点)を毎試験ごとに取れるようになるには、しっかり受験対策の勉強を積まなければいけません。

 

 

【表①】2018年度神奈川県公立高校入試 合格者平均内申

 

このレベルの高校ともなると、大手一斉塾に通う生徒たちとの戦いは避けられません。

 

もちろん、人気校も多くなります。例えば上記の表を高い倍率順にランキングしてみると、

 

◆ 2018年公立入試の確定倍率

 ・01位 市立高津 1.46倍     

 ・02位 藤沢清流 1.39倍    

 ・03位 市立幸 1.36倍     

 04位 藤沢総合 1.35倍      

 ・05位 城郷高校 1.34倍 

 ・06位 横浜清陵 1.33倍 

 ・07位 荏田高校 1.29倍

 ・07位 深沢高校 1.29倍

 ・09位 金沢総合 1.27倍 

 ・10位 伊勢原 1.23倍

 

2018年度入試においても藤沢の中堅高校は大人気でした。

 

藤沢の中学生がどうしても公立高校に行きたいのなら、近所の高校が高倍率になるのが必至なので、中学1年生から内申を1つでも多く取る意識を持って欲しいと思います。

 

私の感覚では横浜の中学校よりは藤沢の中学校の方が内申の付け方が易しいので、その利点を最大限に活かして欲しいです。

 

 

【表②】2018年度神奈川県公立高校入試 合格者平均得点

 

私は以前、【2018年度入試】内申32~36で狙える公立高校という記事で、今年(2018年度)は社会が合否を左右するかもしれないと書きました。

 

上の表を見る限り、理科より平均得点の低い社会でしっかり得点できた生徒は有利だったでしょう。

 

しかも、社会の平均点が40点を超えているのは金井高校のみです。

 

社会なんて暗記科目だからと甘く見てる生徒が多かったではなく、そもそも去年の中3生は全体的に社会のレベルが低かったように感じます。私はその原因は読解力の欠如だと思っています。

 

例えば歴史の勉強をするなら、教科書に書かれている内容をよく読んで、歴史年表を使って時系列ごとに整理して暗記するとよいと思います。

 

しかし、今の中学生は一人でそれをやらせるのが難しくなってきているとスゴく感じます。

 

彼らの勉強の仕方を見ていると、教科書をよく読んで答えを探すのではなく、答えの単語を教科書の本文から目で追っているだけです。

 

だから、各時代の中心人物や出来事、年号がつながらず、整理して暗記できないんだと思います。

 

そんな、その場しのぎの勉強ばかりしていれば、(彼らの言い分では歴史なんて興味ないし、面白くない)定期テストの点数は辛うじて取れても受験では厳しいはずです。

 

また他の科目では、英語・数学は50点以上、国語は60点後半は取りたいところです。

 

この点数ともなると、漢字や計算、英文法などの問題で確実に得点できるだけの実力が欲しいところです。

 

今からしっかり点数を積み上げていくための努力をちょっとずつでもやることが、12月の模擬試験で大きな差となって表れてきます。

 

 

 

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