11月30日(日)
Thanksgivingの休日は、Vermont州の山中にあるTrapp Family Lodgeで、雪とSound of Musicのナンバーに包まれて過ごしてきました。その模様は後日UPの予定。帰宅した翌日、朝起きるとびっくり。雪が積もっています。子どもたちの期待を裏切ってすぐに雨にかわってしまいましたが、この時期からこれだと先が思いやられます。
11月30日(日)
Thanksgivingの休日は、Vermont州の山中にあるTrapp Family Lodgeで、雪とSound of Musicのナンバーに包まれて過ごしてきました。その模様は後日UPの予定。帰宅した翌日、朝起きるとびっくり。雪が積もっています。子どもたちの期待を裏切ってすぐに雨にかわってしまいましたが、この時期からこれだと先が思いやられます。
11月26日(水)
民族、宗教多々入り乱れるこの国の人々が唯一ひとつになってお祝いするのが、Thanksgiving Dayです。9月に新学期が始まって遠くの学校に行ってしまった大学生たちが初めて帰宅するのもこの週末。クリスマスは個々の家族で過ごしても、Thanksgivingは親戚一同が集結する、というご家庭も多いのだとか。
学校でも、宗教色をクラスに持ち込むのはご法度なのでクリスマスのお祝いなどはありませんが、Thanksgiving Dayは大々的にお祝いします。Thanksgivingのテーマはsharingですから、カリフォルニアの学校では、講堂にテーブルとイスを並べて子どもたちがスープを一緒に頂きました。
さて、今度の学校では、全校生徒参加のThanksgiving Assemblyが催され、parentsの見学も可ということなので、行ってきました。相変わらず、ざわざわと子どもたちがGymに入ってきますが、7分遅れで教頭先生がマイクを持つとシーンと静まります。「静かにしろ!」と叫ぶジャージ姿の生活指導の先生なんかいません。立派なものです。教頭先生のスピーチは簡潔かつ感動的。
「さあ、Thanksgiving Assemblyが始まりますよ。みんなで、なにかとても良いことを考えましょう。両親、兄弟、おじいちゃん、おぱあちゃん、neighbors。私たちは、ラッキーよ。私たちは自由の国にいます!」
そして、親にも子供にもstand upが求められ、アメリカの教室で毎朝子どもたちが胸に手を当てて暗唱するaffirmationが始まります。
"I pledge Allegiance to the flag
of the United States of America
and to the Republic for which it stands,
one nation under God, indivisible,
with Liberty and Justice for all."
"under God"のGodとは、とか、市民権を持たない子供にまで強要するのはどうか、とか、いろいろ議論はありますが、教頭先生のスピーチの後ではごくごく自然にそして厳かに受け入れられます。
この後は、毎年恒例の1年生によるピルグリム・ファーザーズへの讃歌と4年生、5年生による合唱が続きます。
花子ちゃん達が歌った歌は全部で3曲。全て自由を讃える歌です。
例えばこんな感じ。
Hope and Freedom
*
Sing out a song of hope and freedom
Sing out a song of hope and freedom
Sing out a song of hope and freedom
For the children all over the world
**(Part1とPart2の2グループが同時に歌います)
Part1:
Every body sing out a song
Oh, sing out a song
Everybody sing out a song
For the children of the world
Doo, doo, doo
Doo, doo, doo
Trouble is around us everywhere
Nothing is the way we know it could be
Part2:
Sing out a song of hope and freedom
Sing out a song of hope and freedom
Sing out a song of hope and freedom
For the children all over the world
Take a look around this world we share
Everybody tell me what you see
Doo, doo, doo
Doo, doo, doo
We see there's too much fear, too much pain
Too much anger and greed
Listen to the children it's not too late
To try to gicve them what they need
**繰り返し
We know that we can give, we can care
All the world can be free
If we teach the children to love and share
We all can learn to live in peace
Come on and
Sing out a song of hope and freedom
Sing out a song of hope and freedom
Sing out a song of hope and freedom
For the children all over the world
Part1:
Every body sing out a song
Oh, sing out a song
Everybody sing out a song
For the children of the world
For the children of the sing a song about freedom!
Part2:
Sing out a song of hope and freedom
Sing out a song of hope and freedom
Sing out a song of hope and freedom
For the children all over the world
For the children of the
World!
すごいでしょ。これはまるで「自由教」。一種の洗脳です。USAというこの国はhopeとfreedomの理念を掲げて成立し、それが最高の理念であり、しかも自国だけでなく世界中にそれを広めることが自分たちの使命であると、高らかに歌い上げます。こんな風に育っていく子供たちが将来国を動かすということが、いい面でも悪い面でも、米国が米国たる所以なのでありましょう。賛否両論あるかとは思いますが、しかしあくまでもpositive。後から冷静に読んでみれば、ギトギトしいとも思いますが、その場では感動で40過ぎのおばさんまでジーンときてしまうのです。
こうして、assemblyに参加した子供も大人もみんな幸せな気分になって、今日は学校は半日でおしまいです。口ぐちに、"Happy Holiday!"と言いながら、素敵な休日を過ごしにそれぞれの家に帰って行きました。
花子ちゃんと帰宅する途中で、ご近所のお家に車がとまり、親子連れがおりてきて、そこに住むおばあちゃんと熱い抱擁をしているのを見かけました。そうか、この東海岸の小さな古い街は、Thanksgivingに家族が帰ってくる街なんだな。カリフォルニアに住んでいた頃、New England出身のセイディやローレンたちがThanksgiving Holidayになるといそいそと東海岸に帰っていったのを思い出しました。
ムンバイのテロではアメリカ人も何人か亡くなっていますが、家族はどんな気持ちでThanksgivingを迎えたのでしょう。花子ちゃん達の歌のような世界はいつか本当に実現するのでしょうか。
何はともあれ
Happy Thanksgiving!
10月31日(金)
さて、太郎君の学校から大急ぎで戻ったscamamはそのまま花子ちゃんの学校に直行です。花子ちゃんの学校では、ハロウィンの余興として、最高学年である5年生がいろいろな出し物をして他の学年を楽しませるアセンブリーがあります。今年のタイトルは"House of Horrors"。演目の選定から、裏方、演出、司会まで全て5年生の子どもたちが先生のアドバイスを受けながら行います。10月に入ってから、5年生が幾つものチームに分かれてお昼休みに練習をしてきました。
花子ちゃんは、カリフォルニアでの「オズの魔法使い」のステキな思い出がありますから、何の迷いもなく「マクベス」劇を選びました。マクベス・チームに日本人は一人だけ。しかも、マクベスに王を殺せとそそのかす悪役、レディ・マクベスのトライ・アウトに果敢に臨み、熱演したそうです。候補者は二人。先生が、私には決められないわ。、先生の手中にあるNoを言い当てた方にしましょう、8より小さい数よ、と、花子ちゃんに最初にチャンスをくれたのに思慮の足りないはなこちゃんは、「2」を選び、次に「7」といったアメリカ人がこの大役を射止めました。先生、花子ちゃんにやらせてくれようとしていたんだよなぁ、どうして普通に頭を動かして「ラッキー7」って言わないかなぁ、アメリカ人はシンプルなんだけれどなぁ。というわけで、花子ちゃんはウィッチです。でも台詞ももらって、ローラ先生の「フェアプレイ」をちゃんと覚えていた花子ちゃんはこの大切な一言だけの台詞を一生懸命練習して臨みました。
さて、本番はアセンブリールームで行われました。お昼休みに思い思いのハローウィン・コスチュームに身を包んだ全校生徒が、パラパラと集まってきます。緊張感なく無秩序な感じがするのに、校長先生がマイクを手にするとさぁっと静まって、すんなり会が始まります。「学習発表会」を見てきたばかりなので、新鮮な驚きです。
まず3つのチームによる3つのダンスです。最初は「モンスター・マッシュ」。「キンダーと1年生、立って。」と司会の男の子が声をかけると、それぞれのハロウィン・コスチュームに着替えた子どもたちが立ち上がり、舞台で踊る5年生と一緒に踊りまくります。次は「ゴースト・バスターズ」。これは2年生と3年生のために。4年生には「メン・イン・ブラックのテーマ」。そしていよいよ「マクベス」が始まりました。幕が上がると、舞台の中央で3人の魔女が怪しげにつぼをかき混ぜています。そして聞きなれたわが子の大声で呪文が聞こえてきました。何と花子ちゃんの台詞で劇が始まったのです。scamamはそんなことちっとも聞いていなかったので、迂闊にもまたビデオも写真も撮り損ねてしまいました。花子ちゃんの出番はそこだけであとはカーテンコールだけ。でも、とても満足そうな笑顔でした。そして、最後は全校生徒総立ちで「スリラー」を踊りまくります。白雪姫も、ダースベーダーも、ウィッチも、忍者も、パイレーツも皆で両手を前にのばして右に左に、またまた写真撮るのも忘れてみとれました。
そしてその後は、みんなで校庭に出てパレードです。5年生は下級生が歩いている間に、アセンブリー用衣装から大急ぎでMyコスチュームに着替えます。パレード自体は50mほどであっけなく終って、スタンフォードのチアリーダ・チームまで飛び込んで踊りまくったカリフォルニアの学校のパレードを想像していたscamamにはちょっと物足りなかったです。そういえば、カリフォルニアの学校では、子どもたちも先生も朝から一日中ハロウィン・コスチュームで授業していましたから、その点も大違いです。
さてさて、本日のメイン・イベントはまだまだこれからです。花子ちゃんとタビーは5時半に3軒隣のオリビアの家に集まって"Trick or treat”に出発です。オリビアのママは仕事が忙しく、タビーのママは弟君に付き添わなくてはならないのでscamamがgirlsに付き添うことになりました。途中でオリビアのお友達の3人グループとそのparents合流して総勢10人の大グループになりました。この時点で太郎君をtrick or treatのためにいつもよりずっと早く帰宅したパパにお任せしたのは大正解。なにせ、この後延々3時間、歩き回ることになったのですから。この町は古いコミュニティで、親子2代、或いは3代にわたって同じ小学校に通っているなんていう家族もたくさん住んでいます。だから、5年生にもなると大体どこの家も誰が住んでいるのかわかっているらしい。だから、オリビア達は次から次に友達の家めがけて走りまわります。もちろんどの家も子どもたちは出払っているのですが、誰かしら必ずおうちにいてお菓子をくれます。各グループに付き添う親たちも、すれ違い様に世間話なんかして結構楽しんでいます。随分やり方は違うけれど日本の町内会の子ども神輿みたいなものだなぁ、なんて感じました。花子ちゃんはどこの家に連れて行かれても知らないうちばかりだし、オリビアのお友達が花子ちゃんとコスチュームがかぶってしまったのが気に入らないらしく、しばらく冷たいそぶりをされたりして、かなり大変そうだったけど終始スマイルで貫き3時間歩きとおしました。最後はきつい当たりだった女の子とも打ち解けて、いつもこうやって頑張っているんだなぁ、とちょっとほろりとしてしまいました。scamamも一緒に歩いたparentsの話になかなかついていけず大変だったんです。3時間、ぶっ続けで犬のブリーディングや料理、学費の話など、世間話のオンパレード。早口なんだもの。
花子ちゃんは十分満足したのでもう来年はいいのだそうです。ホッ。
フィナーレはスリラーで。「学習発表会」との格差に驚きます。