私の職業なんだろう?
先週、ピアノ教室に通って下さっていた
最後の一人の生徒さんが退会したので、
今は、ピアノの先生ではなくなっている。
生徒さんを教えていないと罪悪感があるのは
なんでだろう?と、まだ慣れていない。
完全にピアノ教室をやめたかといえば、、
シニアバンドで演奏活動が続く中で
大人の音楽好きな方々との接点があるので、
今は生徒は0だけど、何か音楽を学びたい人が
あれば受け入れたいと思っているところだけど
もうすぐ64歳になるので、
ボチボチ音楽を楽しめればいいのかな~と
と思い始めた。
YOUTUBE動画を通じて演奏動画の更新は
続けようと思っているし、演奏研究も
このまま続けていく予定だけども、
自分の時間を楽しむのも良いと思うし
今まで、あまり人と会えなかったので、
出歩く時間にしてもいいかなと思っている。
これからは。。
人とのつながりを大切にする時間かなぁ、、、
ピアノの先生て孤独な職業だから、
そういう時間がなかった。
仕事ではないけど、、、
ブログ記事を通じて、
関心のある音楽の紹介なども
続けて行こうと思っている。
一応ブログは「ピアノ教室」のままで
どうしたら良いかなと、私も迷っている。
ありがたいことに、、
生徒さんが、私に同情してくれていたそうで、
「私がやめたら、先生に生徒がいなくなるでしょ?」
という理由で、なんとか続けてくれたのを知った。
心優しい小学生の生徒さんで、気遣ってくれていた。
テキストが終了して「これからどうする?」
と尋ねたら、やっぱり長い夏休みを迎えるので、
伸び伸び遊びたいから「やめたい・・」と
正直な気持ちを話してくれた。
少々、生徒さんのお母さんは複雑な心境で
私との縁が切れる不安もおありのようで、
娘さんに「もう少し続けてみないか?」と
何度も説得して下さった。
お母さんの不安というのは、
たぶん、娘さんの体調不良が続くので
心配が大きいのではないかと思う。
お母さんと生徒さんと私と一緒に、
ピアノレッスンをしながら、
その症状と向き合ってきたところがあった。
昨年「起立性調節障害」と診断されてから、
生徒さんの情緒が不安定になったことに加えて
体調がすぐれず、怪我や病気が続いてしまい、
今現在も、徒歩で登下校するはずの学校も
お母さんが車で送迎なさっているような話だった。
生徒さんの「起立性調節障害」の症状が改善された
よりは、悪化しているようにみえてしまうのは、
自力で学校に行く気がなくなっているから。
以前は、手を骨折しても、多少の体調不良があっても
自分の足で学校に通っていたと思うけれども、最近、
送り迎えが楽だと知ってしまったのかなと思う。
以前、「起立性調節障害」の診断を受けた
高校3年生の生徒さんが来て下さっていた時も、
体調不良が続くので、毎日の登下校はお母さんの
車で送迎してもらっていると話していた。
たいてい、症状が悪化すると
自力で学校に通えなくなるらしいし、
一度引きこもってしまうと、なかなか
そこから抜け出せなくなるようだった。
「何もかもやる気をなくす」サインが出ている時は
もう少し、引っ張ったほうが良かったかな、、と
思いつつ、その限界を感じて難しいところがある。
お子さんが元気な笑顔で楽しそうに学校に向かう姿を
お母さんは期待したいけれども、日々、辛そうな様子で
身体の不調を訴えられるので、心配が絶えないと思う。
退会はなさったのだけれども、私も心配なので、
お元気になるまで見守ってあげられたら良いなと
思案している。
それにしても、、
以前は、ため息をつくお子さんていなかったけれども
ここ数年前から、小学生のお子さん達があくびや
ため息をついて、ピアノ椅子にもたれかかり
気力がなく、疲れた表情をする子が増えていた。
新型コロナが原因なのか、、
気力・体力の続かない子が多いと思う。
2025年6月3日私ブログ記事