11月29日は尾崎豊さんの誕生日だそうで、

今もご存命なら、昨日58歳になっていた。

大好きな餃子でお祝いするそうで、、

幸せ者だな~と、そういうところに愛情を感じる。

 

私、両親が亡くなっているけど親の好物を知らない。

亡くされたご家族のことを思い出しながら

ずっとそれを続けていらっしゃるのは、、

なかなかできることではない。

 

尾崎豊さんにとって何が最も幸せなことかといえば

繁美さんと裕哉さんが、今、健康で笑顔のある生活が

続いていることではないかと思う。

 

尾崎豊さんが、今、再び、評価されるのも、、

「人は亡くなってから本当に評価される」とは

いっても、荒野に野ざらしになれば風化して

しまうようなものなので、、

 

長いあいだ、繁美さんがスタンスを変えずに

ずっと愛情をかけて一筋に守ってこられたから

私たちは、若い頃のままのカリスマ性のある

尾崎豊さんをとらえることができている。

 

ヒマワリ        ヒマワリ        ヒマワリ

 

この後編5の2頁、3頁には

尾崎豊さんと尾崎裕哉さんのそれぞれ歌う

『I LOVE YOU』が載っていたのだけれども、

尾崎豊さんの唄は、身体から何か絞り出すように

魂の叫び、悲痛な想いを感じ、悲しさや寂しさ

孤独を包んで欲しいと泣いて懇願するように

飢えた愛を感じた。

 

尾崎豊さんの孤独の根源てなんなのかなと、、

生まれた時からの何か逃れられない呪縛のような

そういうものと板挟みになり、何をしても

心が解放されずに苦痛を感じているように

聴こえてくる尾崎豊さんのせつない唄声で、

そこに1980年代の若者は共感し魅了されていた。

 

尾崎裕哉さんの唄は、とても美しい心の洗われる愛で、

感謝や、温かく育まれた素直で豊かな愛を感じた。

21世紀に入り、どんどんと時代は流れて人の心も

ご子息は、尾崎豊さんともまた違う価値観で育った姿が

音楽の中に溶け込んでいるように聴こえてきた。

 

親子で声質は似ているけれども、同じ歌のなかに

そういった時代の変遷など違いを感じた。



<番外編・尾崎豊生誕58年に寄せて>

前編 2023.11.29

後編 2023.11.29

 

 

前編4 2023.10.31

後編4 2023.10.31

 

前編3 2023.9.30

後編3 2023.9.30

 

前編2 2023.8.24

後編2 2023.8.24

 

前編1 2023.7.24

後編1 2023.7.24