トンプソン現代ピアノ教本2-16 パック
scherzandoを入れた弾き方とそうでない弾き方の違いを出してみた。
scherzandoを考えて弾いた場合
scherzandoを考えずに弾いた場合
トンプソン現代ピアノ教本2-16
パック
※scherzando=たわむれる、無邪気に、遊ぶ、
いたずらっぽくなど
(テクニック的には速度を変える弾き方をする)
楽譜にはイラストが描かれてある。
タイトル「パック」はイタズラ好きの妖精。
木にまたがってイタズラ好きの妖精が
通りがかったおじさんに
パチンコ玉を飛ばして遊んでる
1度目は気づかれなかったから、
もう1度飛ばしてやれ~!エィッ!
すると、おじさんは立ち止まり
振り返ってキョロキョロ辺りを見まわしている
見つかる前に、さぁ、逃げるぞ~
そんなストーリーを浮かべてみた。
<テクニック>
・おや指の上をこえる3の指 の練習
・scherzandoの音楽記号を活かしたい。
一定速度で弾くとイタズラぽさが伝わらないので、
やや不自然ともいえるトリッキーな弾き方をしている。
特に、左手から始まるヘ音記号の2小節の前半は
速度を速めてイタズラなおどけた感じを表現して
ド・ソ・たっぷりとミ~でアクセントをつけ、
パチコン玉が飛んでった~
1回目、おじさんは気づかないなぁ、、
よ~し、もう1回試してやろう。
おじさんは気づいたようだなぁ(変化)
最後は、妖精が急いで逃げていく様子、、
どんな調子で演奏してみようかな?!
楽譜はバイエル程度の難易度だけれども、
表現力は、わりと難しい作品で
スタッカート、スケルツァンド、アクセント、
強弱記号など読み取って、おどけた様子を
表現して奏でる練習課題が用意されている。
音楽記号をどう読み解いて演奏表現するかは
個々の感性によるところで、正解、不正解は
ないので、心に描くいたずらっ子の妖精を
音楽表現できると楽しいと思う。
・・・という感じでピアノの指導している。
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2023年6月23日
トンプソン現代ピアノ教本2-14
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#YAMAHA
#piano