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grace

 

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短編映画を観て(感想)

新型コロナ拡大の影響を受けて、

思うように進まないことが

多かったのではないかなと思った。

そのせいか仲間との関係性や

できごとを描くよりは、

風さん作曲の『grace』テーマに

心の内面を描いたものが多い。

 

どれも思考を凝らした

優れた作品ばかりで観て楽しめたし、

若者からは、すっかり忘れていた

心を思い出させてもらい、

若いころの自分と重ね合わせていた。

下は、観賞作品の感想

 

11月1日観賞した感想

ヒマワリ無口な解剖

『春のレトロニウム』上下巻の著書である

作家「アラン・スミシー」というところに

最もこだわりを感じた作品だった。

 

男の子は、大学1年になってすぐの頃は

高校卒業したばかりの青臭さがあって

自分をストレートに表現するのが初々しい。

 

大学3年生になる頃は、妙に大人びていて

いつの間にか、男子が男性に変化して

見えてくることがあり、煙草を持つ手も

慣れた手つきで、話し方も随分と垢ぬけて

滑らかな口調で落ち着きがあったなと

思い出した。

 

生真面目で内気な主人公の男子から見て

カッコイイと憧れる男性と知り合うと

食べ方や仕草を真似て近づいてみようかと、

まず真似から歩み寄り、次第に

男子から男性にと変化を遂げるのを知った。

 

仲間同士、どこか似たようなタイプが

集まるというのは、共通の趣味だったり

お互いに歩み寄りがあるからなのかな

と、短編映画を観て感じた。


 

 

10月31日観賞した感想

ヒマワリ光芒の空模様

「光芒」とは、一筋の光を表す。

1冊のノートから仲間たちとの日記での交流を

通じて同じ思いを感じることで、孤独ではなく仲間たちとは心が繋がっていることを確認しあうストーリーだった。

 

高校時代は友情を育む時代だけど、思うようにはいかない日常の中で、ノートから心のつながりは生まれるものだなと思った。

 

 

長い歴史の中で、腸チフス、赤痢、スペイン風邪、肺結核、サーズなど様々なウイルスが、多くの人の命を奪うことが繰り返されてきて、新種のウイルスの出現は回避できずに、今まさにそういう周期にあるのかなと思うことがある。

 

それが何年続くかわからないし、地震大国なので、常に何かが起きるのを想定して受け入れながら生きるのはサバイバルなことだ。

 

高校時代に担任が、

「お前らは生まれた時がすでに奇跡なんだぞ」と言っていた。

 

今生きていて、当たり前に目を覚ますたびに新しい毎日があること自体が奇跡と思っているので、過酷でも、目を覚ませば太陽の光に光芒を目にしているような気がしている。

 

毎日のたわいもない日常から得る気づきから心豊かになると、人との関わり方もまた様々な角度で見えてくるものかもしれない。

 

 

 

10月29日観賞した感想

ヒマワリ夢が覚めても

せっかく仲間たちと楽しもうと計画を立てても

新型コロナの影響を受けてしまい、何もできないことの苛立ちがわかりやすく表現されていた。

 

たとえば、戦争で国のために戦って足や手を失くした人、災害で家や家族など様々な物を失くした人、大病で一生闘病生活が続く人など、様々な事情で、皆、一時的ではなくて何かを失くした時から、ずっとその苦しみと向い合せで生きている人達は大勢いると思うし、そういう人達には絶望しかないのかといえば、決してそうではない。

 

人間には知恵があって、様々な工夫をして自分にとって最も都合の良い生き方を見つけることができる能力を身に着けているので、絶望から這い上がり幸福をつかみ取ることができる。

 

世の中って、順調に物事を進めることの方が困難で、どんなに素晴らしいアイディアが浮かんでも阻まれること、障害に遭遇することの方が多い。何かを実行すれば直ぐに思い通りの形になることのほうが少ない。

 

人生には教科書がないので経験を積んで

様々な問題や世の中のルールに従いながら

自分でマニュアルを作らなくちゃいけない。

 

何年も時間をかけて、いつか夢を実現させるために、ブレずに行動を続けることが大切なのかなと思う。

 

graceは、目の前で見えるものではなくて

探し続けて巡り合えるものかな・・・

と、そんな気がした。

 

 

 

 

10月28日観賞した感想

ヒマワリ見えたとしたら
誰でも思春期を境に、学校社会で

自分の位置づけができてしまうと

固定化されたバリアの中で

過ごすしかなくなる。

 

自分の心に窮屈さを感じていた時に、

そのバリアから開放してくれる人に出会い

女子高生の心は、少しずつ明るい方に

向かい始める心の変化を描いていた。

 

 

学校のクラス替えの度、話しやすい友達に

恵まれた時は居心地が良かったけれど、

そうでなかった時は、自分をバリアに

閉じ込めておくしかなかったなぁ。。

 

引っ込み思案て、私は良い事と思っていて

学生のうちは、いつも多くの人に囲まれて

人気者になるのに憧れる時期ではあるけど

物事の良し悪しや信頼関係を学ぶ時期でも

あって、自分を利用するだけの人もあれば

心から心配してくれる人も現れる。

 

臆病や慎重になるのは、、

本質を見抜く力を身に着ける準備期間で

人と人との距離感を理解できるまでは

バリアから出るのに勇気がいる。

 

実際に、みんなバリアを持っていて、

バリアの実験で、人と人との距離は70㎝が

適切と、高校時代に学んだ記憶がある。

 

バス停などで人が並んだ時の一定の間隔が

70㎝ということではなかったかなと思う。

 

それより狭くても空いても落ち着かない

最低限のバリアというものがあるらしい。

バリアに立ち入られそうになると、、

後ずさりする💦