尾張藩初代藩主 徳川義直

(徳川家康の9男)

 

2022年7月18日中日新聞

 

徳川園内、徳川美術館

 

 

徳川家康は漢方から蘭学まで医学に関して幅広い知識を持ち、中国から多くの書を取り寄せて読んでいたそうで、それを息子の義直が引き継いで東洋医学についての書を愛読していた。その多くが名古屋市蓬左文庫に保管されている。

 

今朝、中日新聞の一面に、中国にも残されていないような貴重な史料が名古屋市蓬左文庫から発見されたことを報じていた。

 

 

数年前に、母方の叔父から「うちは13代前から代々尾張藩で仕えてきた」と聞かされるまで、尾張藩についてまったく無関心だった。

 

うちの祖父がどうみてもフランス人のような風貌の人だったので「え~~?!尾張藩?!本当に?日本人だったの?」と言ったら、叔父がまっ赤になって「うちの先祖は尾張藩だ!れっきとした日本人だ」と怒るので、そう思うことにした。

 

叔父から「先祖は尾張藩」と言われてネットで調べたら、うちの先祖の事はわからないけど、尾張藩は東洋医学、特に漢方薬について深く研究をしていた。中国でも使われる高麗ニンジンを日本でも栽培できないかと、限られた専門の研究者たちを置いて東谷山の麓で栽培研究をしていたようなことが出ていたので、そのことと蓬左文庫史料は話がつながる。

1600年代頃から、ただ愛読していただけでなく、身近に漢方を取り入れて何かに役立てようとしていたのが興味深い。

 

もう一つは、その医学書の裏に補強剤として中国官僚の出世に関する公文書が大量に使われていたことが判明して、その当時の中国の地方官僚の出世の流れがわかるというものだった。

それが中日新聞の一面記事だったんだけれども、、

 

私は中国の官僚の出世街道話よりも、徳川家が東洋医学に深く関心を持って中国から大量に研究書類を取り寄せていたのを知って驚いたことと、中国語で書かれてある本が読めるのが凄い。中国語も理解できたということかな・・

 

 

徳川将軍の時代から鍼灸は広く推奨されてきた事が中日新聞一面に出たのが凄いな、驚いた。

 

最近、歌舞伎で新型コロナの役者が増えて舞台休演報道が出ていたけれども、海老蔵さんは、毎日お灸をしているそうで、やっぱり感染しなかった。

免疫力を高めることが感染しない秘訣。