坂本海岸の真新しい新しい防潮堤の影に、古い防潮堤の階段と手すりがかろうじて残っている。
古い防潮堤の階段の先には、新たな防潮堤との間に防砂スペースの空き地があり、失われた海浜植生を復活させるべく、有志による海浜植物再生プロジェクトが進められてきた。
4年間は、地域の小学校3年生が、総合学習やPTA行事を通じて、自宅プランターで種から育てたハマヒルガオやハマエンドウを移植して来た。
荒天時には波が被るエリアなので、砂や砂利が混じり、潮が入る過酷な環境だが、外来種に混じって、海浜植物が健気に復活している。
海辺のしょくぶつを再生するプロジェクトは、有志の手弁当で、草刈り、育成が地道に続けられています。坂本海岸散策時には、砂浜だけでなく、海浜植物にも目を向けて観てはいかがでしょう。







