痕跡の先に | SC南三陸のブログ

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南三陸サポーターズ倶楽部
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坂本海岸の真新しい新しい防潮堤の影に、古い防潮堤の階段と手すりがかろうじて残っている。

古い防潮堤の階段の先には、新たな防潮堤との間に防砂スペースの空き地があり、失われた海浜植生を復活させるべく、有志による海浜植物再生プロジェクトが進められてきた。


2023年海浜植物現状


2022年海辺のしょくぶつ移植



4年間は、地域の小学校3年生が、総合学習やPTA行事を通じて、自宅プランターで種から育てたハマヒルガオやハマエンドウを移植して来た。


ハマヒルガオ


2021年海辺のしょくぶつ移植


荒天時には波が被るエリアなので、砂や砂利が混じり、潮が入る過酷な環境だが、外来種に混じって、海浜植物が健気に復活している。



海辺のしょくぶつを再生するプロジェクトは、有志の手弁当で、草刈り、育成が地道に続けられています。坂本海岸散策時には、砂浜だけでなく、海浜植物にも目を向けて観てはいかがでしょう。


ハマエンドウ5月



ハマヒルガオ6月