漁期 | SC南三陸のブログ

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午前3時、軽トラが続々と港へ向かって行く。
もっと早い時間の人もいる。
10月、牡蠣出荷とタコカゴ漁の漁期に入った。


前日揚げて滅菌水で22時間洗浄された牡蠣を、9:30から10:00の出荷時間に向けて、7時の朝ごはん休憩を除いて、ひたすら剥けるだけ剥く。

出荷が終わると、翌日出荷分の牡蠣を水揚げに向かう。その間にタコカゴを揚げて仕掛けて、処理して、15:00〜17:30に帰宅、18:00には就寝の生活である。

最も忙しくハードな季節。寒さが強まるほど水温も下がり、牡蠣は美味しく大きくなる。

漁師は、地球温暖化の影響で、水温が高いのが気になると言う。いずれ主要な水揚げ魚種転換も必要になる程、暖かい地域の魚種が増えた。太刀魚漁の機材も揃えつつある。

牡蠣は、3月に向けてどんどん大きくなる。殻の大きさ厚みを選別して網籠で育てて、最後まで残った良品が殻付き牡蠣で出荷される。