先日の配信でも観たのですが、
やっとブリリアで観劇してまいりました・・・ッ!
とっっても良かったので、
早速感想を書きます!
お付き合いいただける方はお付き合いください^^
※以下、盛大にネタバレします。
閲覧にはご注意ください。
宝塚歌劇団星組
東京ブリリアホール公演
『夜明けの光芒』感想。
原作は未読。映画もドラマも見ず。
先日の配信を見るも途中で意識が飛び(スイマセン疲れていたんです涙)という状況だったのですが・・・
すっっっごく良かったです!
いやぁ、舞台はやはり生で観るものですYO!
あらすじは・・・
主人公は鍛冶屋の少年ピップ。
彼は通っているお屋敷の少女・エステラに恋しています。
身分の差はあれど、いつか紳士になってエステラと結ばれたいと夢見るピップ。
そんなピップのもとに謎の遺産が舞い込んで、紳士への道が開ける・・・というお話。
私はシンデレラみたいなキラキラハッピー物語を想像してしまったのですが、全然違いましたwww
二転三転する物語、人間の愚かさや温かみを感じる、とっても複雑なお話でした。
では、ここから先は
キャストの皆さまごとに感想を書きます。
◆フィリップ・ピリップ(暁千星さん)
鍛冶屋の少年だが、ミス・ハヴィシャムのお屋敷に通うことになる。
そこで出会った少女エステラに恋をし、一途に想い続ける。
星組に来てからの単独主演&東上おめでとうございます!
鍛冶屋の衣装もかっこいい。
ロンドンに行く時のブルーのお召し物もかっこいい。
超良いニオイした・・・
改めて、脚の長さに驚愕した。
姉夫妻に「いくら欲しい?」って聞く時よ。
テーブル低すぎんか!?って戸惑った・・・
ピップはとっても純粋で、
エステラを一途に想い続けていて。
その純粋さ故に、
ロンドンに行って
調子に乗っていく様がさ・・・
都会に染まってゆくピップを見て、
ワタクシは思いました。
大◯選手って、
凄いんだな(遠い目。
※野球詳しくないです
だってアイドルとかもさ、デビューしたばかりの時はプチプラコスメとか使ってるけどさ。
気が付くと全身ブランド品になってたりするじゃないですか。
“変わらない”って、すごく難しいんだと思う。
(でもそんなアイドルも好きさ)
で、2幕。
ピップがまさかの、ギャ・ギャ・ギャンブル(ララランドのリズムで)にハマって借金増やしていくんですよ。
大◯選手通り越して元通訳の方じゃねえかって思いながら見ていましたよね(やめなさい。
でも、エイベルやジョー、ハーバートたちの愛に触れて、自分を取り戻すピップ。
ジョーの大いなる愛に気付いた瞬間のピップには、涙腺が崩壊しました(涙。
そして、
何と言っても、
フィナーレ!
星組カラーの綺麗なお衣装で、
全身で表現し踊るありちゃん。
紙吹雪も、本人も、
すべてが幻想的で美しかったです。
プログラムの先生の言葉通り、
ありちゃんこそが、夜明けの光芒でした。
ああ、
思い出してもまた涙が・・・
※クソデカ感情が爆発るすヲタク
◆エステラ(瑠璃花夏さん)
ピップに一途に想われるエステラ。
ミス・ハヴィシャムの養女。
るりはなちゃん、
美しかった・・・!
赤と黒やマッリなど可愛いイメージが強いるりはなちゃんですが、『RRR』新人公演のキャサリンがすご〜く良くて。
今回のエステラを楽しみにしておりました!
もう、
想像以上でしたッ!!!
レディになってからのエステラは、更にミステリアスで。
ピップが夢中になるのも納得の美しさでした。
そして、
何と言っても、
キスシーーーーーーーーーン!!!
※ミ◯ティーのテンション
幼少期のやりとりを再現するんだ~♡と思った瞬間に来るヤーーーツーーー!!!
『はいからさんが通る』のキスシーンが大っ好きなんですけど。それに並ぶ大好きなキスシーンになりました。
良き・・・
からの、
デュエダンンンンンンンンン!!!
もう、ときめきの過剰摂取ですよッ!
また、アリちゃんとるりはなちゃんの並びが良いのです。
ありちな・・・
ありちな・・・
やばい。
ハマリました。
◆闇/ベントリー・ドラムル(天飛華音さん)
ピップの心の闇と、
紳士の頂点のようなドラムルの2役。
華音ちゃんの新たな魅力が爆発しておりました・・・ッ!
Saiで樹里咲穂さんにいじられてたコはドコに行ったのw
♪ダークネス〜
サーンラーイズ〜♪
こうして、
少年から大人に変わるんですね・・・
※唐突な徳◯英明
アリちゃんを翻弄する華音ちゃん、
新鮮でした!!!
◆ハーバート・ポケット(稀惺かずとさん)
ピップの親友。
果物買っておけば何とかなると思ってるハーバート、可愛いすぎんか!?
観劇してから映画見たんですけど(遅。
果物買うのデフォなんですね?
映画では幼少期にミスハヴィシャムのお屋敷で、ピップと謎のケンカしてたしw
上品で可愛くて、
ハーバートはこの作品において癒やしでした。
親の援助を受けず、コツコツと頑張っていたり。
ロンドンに来たジョー達にも優しく接したり。
ピップは
良い友達を持ったよ(涙。
婚約者クララ(愛花いとさん)は心配で仕方ないだろうけどw
◆ジョー・ガージャリー(美稀千種さん)
鍛冶屋の主であり、
ピップの師であり、親友。
ジョーが、
めちゃくちゃ良いんです(涙!
ピップを可愛いがりながらも、
ちゃんと人として尊重してくれているというか。
ロンドンに染まってしまったピップへの悲しそうな表情、胸が締め付けられました。
そして、2幕。
ジョーの大いなる愛に、目頭が熱くなりました・・・(涙。
あんなに良い人なのに、なんでジョージアナ(澪乃桜季さん)と結婚したんだろう・・・良い人だからか!?
でも、後の奥さまが若すぎて「USOYARO!?」ってなりましたw←
◆エイベル・マグウィッチ(輝咲玲央さん)
ピップに助けられる囚人。
エイベルは「娘は亡くなった」と聞かされていたんですよね。※物語後半に判明
配信で観た時は、「何故ピップに遺産を?」と疑問に思ったのですが。
娘と同じくらいの年齢で心優しいピップを、自身の娘と重ねたのかな・・・と思いました。
だからこそ自身の死期を悟り、
命がけで会いに来たのかなぁ。
まぁ、原作を読んでいないので真意は分からないのですが←
お友達とも話したのですが、
クライマックスの亡命のシーンが泣けますよね・・・。
ピップに髪型を褒められて、照れるところ。
(いやでもマジでカッコイイんスよ・・・)
ミーマイにRRRに今回と、
キザキさんにヤラレっぱなしでつ。
◆ジャガーズ(朝水りょうさん)
依頼を受けてピップに大いなる遺産を相続する弁護士。
ミス・ハヴィシャムとも関わりがある。
はい、
カッコイイ!!!
観劇してから映画を観たんですけど(だから遅いw
映画でのジャガーズさんは太ったおじさんでした(白目。
朝水さんのイメージで、勝手にマッツ・ミケルセン様みたいなイケオジを想像してしまった・・・
◆ミス・ハヴィシャム(七星美妃さん)
エステラの義母。
哀しい過去があり、そこから時が止まっている。
常にウェディングドレスで、人外のような雰囲気のミス・ハヴィシャム。
映画ではヘレナ・ボナム=カーター様が演じていらっしゃったのも納得の、何とも言えない不気味さ。
そんな不気味さを、みきてぃーは美しく表現されていて・・・
凄いなぁと感動しました。
◆少女エステラ(乙華菜乃さん)
◆少年ピップ(藍羽ひよりさん)
この2人が凄い!
上手いという言葉で終わらせて良いのかという位、お上手でした・・・
少女エステラの、「キスしてもいいわよ」。
少年ピップの「エステラを好きになってはいけない」と言われた後の表情。
見ていて胸が締め付けられました・・・
からの、パレード。
中央でニコニコしているの、
最高に可愛いかったです・・・!
◆闇ダンサーA(碧音斗和さん)
とっても長くなっておりますが、
斗和くんについても書かせてくださいィィィイイイ!!!
前回の『RRR/ヴィオレトピア』で一気に好きになってしまった斗和くん。
ショーのラインダンスの指揮者のダンスも綺麗だなぁ~と思っていたのですが、
今回の闇ダンサー・・・
かっっっっっっこよ!!!
ほらワタクシ、
そらぴ(和希そらさん)好きなので。
シュッとしていてダンスが格好良くて、
好きになったらダメそうなアノ感じ・・・
ドストライクですよね。
まじで大好きなので、
これからも楽しみにしております(圧!
ふう。
安定の長さになってしまいました・・・。
とにかく!
皆さま素晴らしくて。
この作品を観ることができて、
幸せだなぁと思いました。
皆さま、素敵な舞台をありがとうございました!