英国ロイヤルバレエシネマ『うたかたの恋ーマイヤリングー』感想。 | ヅカヲタNのブログ。

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ブログ再開しました。
好きなものが沢山ある人のブログです。

発表になった時から、
観たくて観たくて仕方がなかったコチラ・・・

 

 

 

 

 

 

 




観てまいりましたぁぁぁ~!





ありちゃん(暁千星さん)ファフォブ表紙やら、
星組のムラ千秋楽の配信やら、
色々語りたい事はあるのですが・・・






まずはバレエの感想を

書かせて下さい(土下座






『うたかたの恋』は、ヅカヲタの皆様にとっても馴染みがある演目ですよね。
『エリザベート』にも出てくる皇太子ルドルフが主人公で、実際の事件をもとにした悲劇作品です。






それを!
大好きな英国ロイヤルバレエ団で!







しかも!
大っ好きな平野亮一さまがルドルフをされるという!







もう、観る選択しかないでしょ!!!




と。






バレエ版は、

より史実に基づいて・・・

ドロドロしているんですよ。
 

 

 

 

 

何人もの愛人を作って、

病んで死に魅入られていくルドルフ。

そして一緒に死を受け入れる愛人マリー。

 

 

 


2人のパドドゥが超絶技巧の連続で・・・
でもちゃんと役の感情が伝わってくる・・・






とにかく、


どえらいモノを見た。




という感じでした。
息が出来なかった。





ここから先は、

キャストの皆さまごとの感想へ参ります。








◆皇太子ルドルフ
(平野亮一さん)



日本の誇り!
ドセクシー代表!
英国ロイヤルバレエ団・プリンシパル!



 

 

※参考動画






平野さん演じるルドルフは、




両親に愛されず、
政略結婚を強いられ、
何人もの愛人を作って、
病んでボロボロになっていく・・・





いや、

もう最高かと!




ガタイの良いセクシーな男性が、
ボロボロになっていくんですよ・・・!?





たまらなくないですかッ!!!???
※性癖w



で、また平野亮一さまと言ったら、

パドドゥのサポートが素晴らしいんですけど。






5、6人の女性とパドドゥを踊るのがエグかったです(白目。
しかも全員プリンシパルクラス・・・





とにかく超絶技巧なパの連続なんですけど、
「ルドルフはこの女性を愛してないんだな」とか、
ちゃんと役の感情が伝わってくるんですよ。
(でもリフトとかめっちゃしてるからバレエ的にはサポートしまくっているという矛盾w)




そしてバレエでは珍しい、

男性が主役の作品。
“男性バレエダンサー憧れの役”と言っている方も多かったです。




平野亮一さんのファンとしては、

この上なく幸せな時間でした・・・
 

 

色んな衣装を着てくれるし、

ずっと舞台上に居るんだもん。
体力凄そう&大きな亮一さんが、

役柄的にも疲弊していって圧巻でした・・・







◆マリー・ヴェッツェラ
(ナタリア・オシポワさん)



皇太子ルドルフの愛人。
ルドルフと共に心中する。



オシポワ様と言ったら、
私の中では“強い”という印象がありまして。


ガムザッティ等の彼女の演じる役柄の印象と、物理的に足もめちゃくちゃ強いバレリーナなんですよね。

 




でも今回のマリーは、

いつものオシポワ様じゃなかった!



純粋な17歳の少女そのものだった・・・。
純粋にルドルフに憧れるからこその怖さや危うさがあって。



ラストの2人のパドドゥなんて、白熱しすぎて・・・

圧巻という表現では薄っぺらいと感じてしまうレベルで。



オシポワ様がインタビューで、


「マリーはプリンセスではないし、実在の人物。」
「マリーを演じるのは好き」
「私たちも命がけで踊っている」

 

と言っていたのが印象的でした。




観ていても呼吸を忘れるパドドゥだったので、
本当に命がけだったと思います・・・

 

 

 

この感情に名前を付けたい・・・

本当に凄かった・・・






◆ミッツィー・カスパー
(マリアネラ・ヌニュスさん)



高級娼婦で、ルドルフの愛人の1人。



大大大好きな

ネラ様・・・ッ!
プリンシパルでもあるし、

世界的に大活躍されているプリマです!




ネラ様の何が好きって、

登場した瞬間の、

パァァアア!っていう華やかさ。

 

 

 

 

明るい。可愛い。

性格良さそう。好き。

みたいな(伝われ。



そんなネラ様の“光属性”みと、
ルドルフに惑わされない感じが、

めちゃくちゃ合ってました!



ウィキ情報では、

ルドルフはミッツィーが相当お気に入りだったそうで、

それも納得してしまうネラ様の可愛いらしさ。
心中にもミッツィーを誘ったんですよね。
断られるけど(爆。








◆ラリッシュ伯爵夫人
(ラウラ・モレーラさん)



ルドルフの元愛人。
ルドルフとマリーの仲を取り持つ。




プリンシパル祭りです(爆!



ラウラ様はまた、
演技派ダンサーなんですよね・・・



ルドルフへの未練も感じつつ、
何ともフクザツな心境を感じる伯爵夫人でした。



こうして書いていて改めて思う。
タイプの異なる女性達とパドドゥしている平野さん凄いなと・・・






◆ステファニー王女
(フランチェスカ・ヘイワードさん)



ルドルフと政略結婚をさせられる王女。



フランチェスカ様も

プリンシパルですね~!
映画『CATS』にも出演されていたので、

バレエファンじゃなくても知っているかも・・・




ステファニー王女は、
新婚初夜のパドドゥが凄かったです!



ルドルフに脅されて、

怯えて・・・




振りなんて、もう、

ぶん回されているんですよ(伝われ。




その怯える演技の振りで、
リフトからの足をジタバタ~みたいなのがあるんですけど。
私があれやったら大怪我モノだな・・・と思いながら観ておりました(爆。

 

 

※参考動画

 

 

 

 


あああああ。

数名書いただけなのに、

長文になってしまいました(汗。





とにかく、

素晴らしかったです!

 

 

 


宝塚版よりもリアルで・・・
人間の愛欲にまみれたドロドロを感じられるバレエでした。