あああ、宙組の幕がやっと上がるのですね!
嬉しいですね・・・!!!
どうか千秋楽まで無事に駆け抜けることが出来ますように。
さて。
昨日行ってきた、東京宝塚劇場公演。
先にショーの感想を書きましたが、
お芝居の感想も書いてまいります!
お付き合いいただける方は、
お付き合いいただけますと幸いです。
※盛大にネタバレします。
閲覧にはご注意くださいませ。
宝塚歌劇団月組
東京宝塚劇場公演
ミュージカル・キネマ
『今夜、ロマンス劇場で』
プログラムで映画プロデューサーの稲葉さんが、
「決して大ヒットした作品ではない」と仰っていましたが、私は夫婦そろって大好きな作品でございます。
笑って泣いて心温まる、素敵な映画ですよね。
宝塚版も、まさにそう!
笑って泣けて、心が温かくなる。
小柳先生、素敵な作品をありがとうございます!
と小柳先生に向かって叫びたくなる、そんな作品でした。
では、ここから先はキャストの皆さまごとの感想を。
◆牧野健司(月城かなとさん)
映画監督志望の青年。
映画が大好きで、ロマンス劇場に連日通っては大好きな映画を見ている。
Youtubeなどのプロモーション映像でも、
素敵だなぁと思っていたら、
実物は想像以上に素敵でした!
要領が悪くて、でも心優しい青年。
そして何よりも、
美雪のことが大好きで。
映画の坂口健太郎さんも母性本能くすぐられまくりでしたが。
れいこちゃんの健司も、器が大きいというか、優しさに溢れていて。
美雪に「抱きしめて」と言われる場面なんて、
美雪への愛がひしひしと感じられて・・・
もうそこから涙で前が見えないんですけど、
ラストの病院のシーンでマスクがぐしょぐしょに(キタナイ。
映画でも加藤さん(遺作になってしまいましたね)が素晴らしかったですが、れいこちゃん健司の老年期も素晴らしかったですね・・・
ああ、思い出しても涙が・・・
とりあえずハンカチだして手をつなごう。
◆美雪(海乃美月さん)
古いモノクロ映画に出てくるお姫様。
ある日突然、映画の中から抜け出してきてしまう。
初めて映画を見た時は、美雪のお転婆(ほぼ暴力)っぷりに夫婦で驚きました。
「人に触れたら消える」とか何も知らないで見たので(汗。
うみちゃんの美雪は、お転婆だけど、
お転婆過ぎないというか。
上手く言えないんですけど、宝塚ヒロインとして絶妙なラインだった気がします!
映画では「人に触れたら消える」という事は美雪の口から語られるので、そこで健司への愛がヒシヒシと伝わって来たんですけど。
(ウチの大蛇丸がその役割とってナンカすいません※謎の立ち位置w)
うみちゃんの美雪も、終盤ずっと健司への愛が伝わってくるんですよね~。
なんだろう、
れいうみだからかな(真顔。
「お前に・・・会いたかったんだ」から病室まで、
もうずっと泣いてました。
何なら今思い出しても泣ける。
夕べ旦那さんに感想言いながら泣いてたもん私。
れいうみのお芝居、本当に良いですよね。
いやぁ~今後も楽しみです・・・!
◆俊藤龍之介(鳳月杏さん)
京映の大スター!
いやもう、映画の北村一輝さんが凄すぎて!
主人と2人で一時期真似してましたw←
↓
でも、流石はちなつさん!!!
もう、存在自体が全て面白い!!!
※超褒めてます
超ポジティブで器が大きくて面白いんですよねw
映画にもいましたが、
付き人3人衆も良かったです!
「勉強になります!」って本当に言うんですってね!
“悪魔祓い”の場面、本当に好き過ぎるので。
映画同様、そこだけの動画も欲しいです(爆。
あ、BDでスターアングルあるかな?
BD早く欲しい・・・情報早よ・・・
◆大蛇丸(暁千星さん)
美雪の映画の登場人物で、隣国の王子。
美雪のことを狙っている。
陽気なトート閣下と聞いてましたが、
想像以上にトートみがあって、
全俺が笑いましたwww
健司の押し入れから登場して、
♪美雪のダンスは俺のもの♪でしたっけ(爆?
歌うじゃないですか。
もう最高過ぎて・・・!
美雪のことは何だかんだ本当に欲しいと思ってるんでしょうけど、どこか憎めないキャラでしたね~!
あと、今回のお芝居の声がめちゃくちゃ好きです!
今までのありちゃんの声とちょっと違う感じがして。
ムラを経ての東京だからなのか、本人も楽しそうに演じていて!
見ているだけで楽しいお役でした・・・!
そして従者w
雨霧&狭霧も最高でwww
ありちゃんが大好きだからありちゃんガン見したいんですけど、従者2人が面白いもんだから本当に目が足りなかったです~!
◆山中伸太郎(風間柚乃さん)
健司の友人であり、
監督を目指すという面ではライバル。
塔子さんの事が好き。
Twitterでも言ったんですけど。
れいこちゃんとの学年差を感じさせない、
おだちんのナチュラルな演技が本当に上手すぎて!
ハンサムガイちなつさんや、
ヌルヌルありちゃんと比較すると、
なかなか個性を出しづらい役だとは思うんです、
山中って。
でも、豆腐屋の下りとかでキチンと笑いを取っていく。
邪魔はしないで、自分の存在感をしっかり残していく。
これはショーでも感じた、おだちんの凄い所です!
ありちゃん組替えですが、私は“全組観劇派”なので!
今後のおだちんも楽しみに観に行きますからね~!
◆成瀬塔子(彩みちるさん)
京映の社長令嬢。
映画ではばっさー(本田翼さん)がされた塔子さん。
実は夫婦そろって本田さんのファンなんです(照。
なので映画見たんですけどねw
※謎のカミングアウト
みちるちゃん~!
ついこの間まで、XYZの方でおセクシーな冴子さんだったのに!
清楚で可愛いお嬢様も超似合ってました!
美雪のことを隠す健司に、「私動物大好きなんです」って言う下り。
映画で大好きだったので、そこがあって嬉しかったですね~!
尺的に難しいかなーと思ったのですが、
美雪と塔子さんの会話も少しあって嬉しかったです!
(映画の方はもっと沢山絡みがあって、それがまた泣けるので未見の方はぜひ見て下さい・・・!)
◆本田正(光月るうさん)
お金にがめついロマンス劇場の館主。
映画版では柄本明さんがされていたお役。
昔、健司とおなじように映画の世界の女性と恋におちた過去を持つ。
映画ではその女性が消えた理由は分からないままでしたが、宝塚版では、健司との対比のためか理由を出してましたね。
休演者の関係で、東京公演の“写真の女”は結愛かれんさんに。
かれんちゃん、お顔だちが本当に美しいので、
“昭和の綺麗な女優さん”の雰囲気が出てましたよね~!
素敵だったなぁ・・・。
◆狸吉(蓮つかささん)
美雪の映画に出てくる三獣士の1人。
すっごい長い記事になっているのですが、
これだけ言わせて下さい(土下座!
イケメンの無駄遣いいいいいいいいいいいいいwwww
※訳:お帰りれんこんくん!見れてうれしい!良かったよぉぉぉおおおおおお!
目がシパシパしてきたので、
今回の記事ではこの辺りで。
もう私なんぞが感想を書くまでもないと思うのですが、
本当に心が温かくなる、素敵な作品でした・・・!
また観劇したら、
感想を書いたりしようと思います。
改めて、
れいこちゃんうみちゃん!
月組の皆さま!
お披露目の東京公演、
本当におめでとうございます!
このまま千秋楽まで走りきれますように・・・!