本日はコチラの感想を!!!
行ってまいりましたぁ~!
宝塚月組
東京宝塚劇場 初日
『エリザベート』
全体的な感想としては“正統派なのに新しい?”エリザだと思いました。
ちゃぴちゃんシシィが主役!という印象が強くて、でもたまきちトートは霞まない。
むしろ、包容力のあるたまきちがトートだからこそ、ちゃぴちゃんシシィが成り立つと言うか・・・。
上手く言えないのですが、何だか“新しい”と感じました。
では、ここから先はいつも通り、キャストごとに書いて行きたいと思います!
非常に長くなるかと思いますが、お付き合いいただける方はお付き合いいただければ幸いです(土下座。
※ネタバレも致しますので、閲覧にはご注意下さい・・・!
◆トート閣下=たまきち(珠城りょうさん)
最初に言います!
私、まぁ様の“ムダに脚長いアピールするトート”が大好物だったんですよw←
なので、正直たまきちトート閣下を見て「美しい!」「歌が更に上手に!」と感動しながらも、
あれ・・・
クセが・・・
ない・・・
って少し思ってしまって(爆。
※黄泉の帝王にクセを求める千鳥・norico←
ですが、ソコは“国民の夫”たまきちですよ!
溢れ出る包容力で、ちゃぴちゃんシシィを包み込む感じ・・・
「死は逃げ場ではない」の説得力が素晴らしい。
ですが、
一番の発狂案件は、
「死ねばいい」
かーらーの、
シャツ降臨!
あれは客席が死ぬやつです。
ナウオンでみやちゃんも「シャツがー」連呼していた意味が分かりましたよ!
シシィが「愛することはできない」と言っても、客席(プラスみやちゃん)が愛してるから大丈夫です!
シャツ閣下!!!
※ディスってません、愛情表現です!
◆エリザベート=ちゃぴちゃん(愛希れいかさん)
『1789』の時も『鳳凰伝』の時も感じましたが・・・ちゃぴちゃんは、娘役さんの枠を超えたスターだと改めて感じました。
お芝居も歌も、ちゃぴちゃんの“集大成”という感じで。でも、それだけじゃない。
「鳥のように自由に空をかけ~」と言いながら銀橋に出てくると鳥肌が立つというか、
これがスターか・・・ッ!
という感じ(語彙力w←
重複しますが、このシシィには、たまきちのトートだから成立すると感じました。
THEスターなちゃぴちゃんをも包み込むシャツ・・・
じゃなくて包容力。
閣下さすがです。
デュエダンは今回のオリジナルでしたね~!
個人的には星組版のデュエダンが好きですが、2年前にまぁみりでやっているし、ちゃぴちゃん退団公演ですし、仕方がないですよね(汗。
グワングワンな迫力のリフトも、この2人ならではでした・・・ッ!
◆フランツ=みやちゃん(美弥るりかさん)
ムラでは休演があり心配していたみやちゃん。
そんな心配なんてものともしない、美しく聡明で心根の優しさを感じる皇帝でした。
最初の謁見で、「ご慈悲を」と歌う母親に対し、ゾフィに言われて「却下」と伝える場面。
あの場面は、歴代フランツそれぞれ違うので、楽しみにしていました。
みやちゃんフランツは、一瞬ほほえみかけて、でもゾフィに窘められて、背を向けて「却下」と言うんですね。
表情の見えない、背中での「却下」は想像力を掻き立てられました。
そして、ムラから皆さまが言われていたお歌!
東宝でも高音は裏声で歌われていました。
ですが、フィナーレでは高音は普通に地声で。
本調子でないのか、フランツの役作りなのか、真相は分かりませんが・・・
分かる方がいましたら、お教え下さい(土下座。
◆ルキーニ=れいこちゃん(月城かなとさん)
ムラから評判は聞いておりましたが・・・
れいこちゃん、
すげえ・・・(白目。
というのが素直な感想です。
あの横濱のご令嬢が、イっちゃってるイタリアン・テロリストですよ(汗!
もともと歌は上手でしたが、あの難曲もさらっとご自分のものに!!!
そして何と言っても、「ちょっとチャラくてセクシー」なルキーニの雰囲気が全く違和感ないんですよ!
れいこちゃんご自身と対極なタイプだと思うのですが・・・
れいこちゃん、本当にどこまで行くのでしょう。
何かもう、恐ろしいです(汗。
※超ほめてる。
◆ルドルフ=ありちゃん(暁千星さん)
ちぎみゆ退団後、私にとってご贔屓になりつつある、ありちゃん。
(どうでも良い情報w)
私の初代ご贔屓コムちゃん(朝海ひかるさん)オチしたのが、エリザのルドルフでした。
ビジュアルは勿論、ダンスが美しくて一気に恋をしてしまったんですよね・・・(遠い目。
そんなルドルフを、ありちゃんが演じるという事で、今回のエリザが絶対に観たいと思っておりました!
で、肝心の ありちゃんルドルフ。
キャストボイスで「闇を広げていきたいです!」と言っていて、
きゃーまた可愛い事言っちゃって~♡
とか思っていた自分をぶん殴りたいです。
すごく正統派なルドルフで、国を憂い、ハプスブルク家を憂い、
やっぱりダメだ~よねぇ~♪
by BADDYのパヤパヤ王子
みたいな事は全くなかったです!!!
そして、「もう、生きるあてもない・・・」の死んだ目!!!
アノありちゃんが、死んだ目をしているんですよ!!!
からの、ガンガン踊り狂うルドルフありちゃんが・・・もう!
もっと「暁千星のターン♪」みたいになるかな~と思ったら、
(ぶっちゃけ少し期待していましたがw←)
最後までルドルフでした!
あ、あと、歌もめっちゃ上手くなってました!
本当に皆さまに見ていただきたいです・・・ッ!!!
◆ヴィンデッシュ嬢=うみちゃん(海乃美月さん)
大好きなありちゃんの話で長くなりましたが、ワタクシが月組で愛してやまないもう一人のお方。
うみちゃんについても語らせていただきます・・・ッ!
ヴィンデッシュ嬢は2幕の登場なので、1幕ではうみちゃんは至る所に出ていました。
なので1幕ではそれを見つけるのも楽しみだったり♡
まずは、フランツのシシィの結婚式~舞踏会。
ベージュがかった綺麗なドレスのうみちゃんでした///
あとはエルマー達が行くウィーンのカフェ。
♪みんなダラけて退屈してる♪お客様の一人がうみちゃんでした♡
ピンクのドレスを着ていました。
♪脅威のウエスト50センチ~♪に対して「まぁ(驚!」みたいなリアクションしているうみちゃんがまた可愛いのですが、
うみちゃんのウエストも絶対50センチくらいでしょう・・・
と思ってしまう、うみちゃん担でございます(合掌。
で、2幕は!
ヴィンデッシュ嬢~!!!
登場した瞬間は、ビジュアル(髪型とか)が意外と可愛いくて「ああ~可愛い系ヴィンデッシュで来たのね~」と思ったのですが・・・
ヤベエ奴でした・・・(白目。
特にシシィから「本当よ・・・」と言われて泣き崩れた瞬間の泣き声。
子供みたいで、その泣き叫ぶ声を聞いた瞬間、私も涙が・・・
そして、今回の新演出?が、ヴィンデッシュ嬢を抱きしめて涙を流すシシィ。
そんなシシィの頬の涙を、「きょとん?」という顔をしてヴィンデッシュ嬢が拭うんですよね。
あれはヤバい(真顔。
扇の交換だけでも涙涙なのに、あれはやばい。
2幕はこの後、ありちゃんルドルフのターンなので、涙が止まらなかったです・・・(白目。
◆女官・エトワール=さくらちゃん(美園さくらさん)
次期トップ娘役内定の発表があった後、初めての生さくらちゃんでした!
ついつい「次期か・・・」という目で見てしまいますが、女官で出てきた時にビックリ!
『雨に唄えば』の時よりも、メイクが変わったのでしょうか、更に可愛いらしくなってました!チャーミングというか。
エトワールの歌も安定感があり、綺麗な歌声でしたね~!
で、フィナーレの娘役群舞!
最後に少しだけ、たまきちと組んでるんですね!!!
あれ、知らなかったのでビックリしましたよ!!!
ああして色んな娘役さんと並ぶと、さくらちゃんが一番たまきちに合うなぁと思いました。
というか、お顔の雰囲気も似ている気が・・・
これからどんなコンビになるのか、楽しみにしております・・・!
と、一気にメイン所の方々の感想を書きましたが、まだまだ書きたい方が・・・
れんこんくんとか、すーさんとか、さちかさんとか・・・
ですが、本日もバレエの発表会のリハーサルがある為、この辺りで失礼いたします><
新しいけれど正統派で、引き込まれる、
月組の『エリザベート』でした。