私自身が
「しぐさ美人メソッド」を学んで
変わったと思うことを
三日にわたって、お伝えしております。
今日は三日目。
しぐさ美人メソッド講師レッスンを
受講してからの私の心の変化について。
一日目にも書きましたが、
私はずっと自信がありませんでした。
着姿に関しても。
生き方に関しても。
何を学んでも、どんなに頑張っても
まだまだ自分は足りていない
と思う自分でした。
きもの学院でお生徒様を
何人教えても、
どんどん学ばないと
不安でした。
ずっとコンプレックスがあり
それは努力していないからだと
信じておりました。
しぐさ美人メソッドを
学ぶようになってからも
全く同じです。
しぐさ美人メソッドでは
学んだことをすぐに
人に教えるように言われます。
そんなことは私の中では
あり得ないことでした。
まだ自分自身が
しぐさ美人メソッドの
何たるかも知らないのに
先生ですと人に教えることなんて
とんでもないと思いました。
なので、指導されたとおりに
できず、宇井先生を困らせました。
《しぐさ美人メソッド講師と》
先生は優しく
「やりたくなったら、やったらいいよ」
と、おしゃってくれましたが、
全過程を終わるまで
私には絶対無理！と
思っておりました。
でも、中には
やりなさい～と言われたら
「は～い！」とできちゃう
とても素直な先生も
いらっしゃるのです。
私はその先生方を
横目に見ながら、
内心はよくそんなことが
できるなぁと少し斜めに
構えてみていました。
でも、本心は、
なぜ私には
その自信がないのだろう。
素直に従うと気持ちに
なれないのだろうと
自分に嫌悪感を
持ってもいました。
ではその自信は、
いつになったらできるの？
そう先生に問いかけられて、
返事に困りました。
きっと何年たっても、
講師のレッスンを終えても
自信ができましたとは、
言えない気がしたからです。
自分に自信がないと言いながら、
自信のない自分を変えたいとは
思っていなかったんです。
自分に自信がないことが、
自分が満足して生きていない
と言うことだとは
思っていなかったのです。
不足していたのは、
まずやってみるという
素直な心でした。
やってみることもしないなら
変われるはずはないのです。
講師として歩み出してから、
ようやくそのことに気付いた私は、
人と比べて一喜一憂するのではなく、
今の自分に満足したいと
心から思うようになり、
心の安定を願うようになりました。
しぐさ美人メソッドは、
気品ある立ち居振る舞いが
できるようにご指導しておりますが、
それは決して見た目だけではなく、
まずは自分の人生に自信を持ち、
満ち足りた生き方をすることで
内面からあふれる輝きを
導き出すことでもあると
思うようになりました。
来年還暦を迎える私ですが、
もう還暦だからと言い訳をして、
何もしなければ
自分の望む人生は送れません。
まだ還暦。
まだまだこれから何でもやれる！
と信じ、
まずは身体から。
そして心を、十分に磨いて、
何歳までも生き生きと
笑顔で過ごしてまいります。
〜最後までご覧いただき
ありがとうございます 〜
しぐさ美人 公認講師
大阪紬 稲田康子