エジプトのルクソールはカイロ南方650
kmにあり、ナイル川がくるりと曲がる
ところです
地図
緑の所がナイル川の流れていて農地に
なっている所でルクソールは紅海への
道(ワジ)たくさん通っている所です
ナイル川
ナイル川は水量がとても多いですね〜!
水色の川面はとても綺麗です
ナイル川の東岸にあるのがカルナック
神殿です
カルナック神殿模型
アメン=ラー神を祀る神殿です
アメン神はこのテーベのローカルな神様
だったのですが古代エジプト時代首都が
テーベに移った事で国家神になりました
アメン神レリーフ
頭にふたつの羽根の冠を被り「神権」の
象徴ウアス杖と「生命」を表すアンクを
持っています
入口
かなり厳重な警備です
入口を入ると向こうにでっかい壁が
見えます。第一の塔門です
第一塔門
第一塔門の前にはずらりと羊顔のスフ
インクスが並びます
羊のスフインクス
顔は牡羊でアテン神の象徴です
耳は水平にピンと伸びていて、普通の羊
との違いを際立たせ、目は遠くを見つめ
て体はライオンです
只者ではない羊のスフインクス!
羊のスフインクスと王様
この羊のスフインクスは王様を顎で使っ
ています
なんとシュールな石像なんだろう!
実際アテン神の神官達が王権を簒奪する
こともあったようです
第一の塔門
めちゃくちゃ巨大です!
これが4000年以上も前に人力で建造
したとはエジプト人は恐ろしい!
塔門の裏に行くとどうやって作ったか
がよくわかります
塔門の裏側
日干し煉瓦をたくさん並べて土台を立て
外側に砂岩の化粧石を並べています
日干し煉瓦の土台
雨が降らないからこんな日干し煉瓦でも
数千年のこるんですね!
第二の塔門までくると王様の石像が
あります
ラムセス二世の石像
ラムセス2世(BC1303-1213年)は
在位66年と長いファラオです
足の間には小さな女性像があります
最愛の王妃ネフェルタリと言われて
います
供物台
このでっかい岩は神様への捧げ物を置いた
供物台です
第二塔門
奥にはパピルス型の石柱が所狭しと並ん
でいる大列柱室です
大列柱室
まだ3300年前の色彩の残っているレリ
ーフがとってもきれいです
アガサ・クリスティーのナイル殺人事件
で大きな岩が落ちてくるのがこの神殿の
この場所です
石柱のレリーフ
しかし
実際、石柱のあまりにも高くて、上まで
上がって岩を落とす事は不可能ですね
たとえ登っても岩を動かすこともほぼ
不可能です
開花式パピルス柱
じっくり眺めているととても4000年以上前の
人間ができるはずないと思いますが
宇宙人がやってないことは判ります
どんな大きいものでもコツコツやれば
できることをエジプト人が証明してい
ます
トトメス1世のオベリスク
トトメス1世(BC1524-1518年)第18
王朝のファラオです
19mの立派なオベリスクです!
オベリスクは2本一対なのですが残念
ながらもう一つのオベリスクは倒壊
したようです
トトメス1世の倒れたオベリスク
オベリスクは石材でできているので
持って帰るには大変でほとんどが残り
ます
ハトシェプスト女王のオベリスク
カルナック神殿で一番大きなオベリスク
がこのハトシェプスト女王のオベリスク
で25mもあります
周りに壁があったために上部と下部で
風化の度合いが違って色が違って見え
ますが一本の石材でできています
ハトシェプスト女王のオベリスクも2つ
対になっていたのですが地震で一つ倒れ
たそうです
ハトシェプスト女王のオベリスクの先
このオベリスクの先は横倒しになって
いたにですが、最近まっすぐ立てられ
たようです
近くで見ると先だけでもこんなに大きな
ものなんだとびっくりしますね
スカラベの石像
スカラベの石像は3回周ると結婚できて
7回周ると幸せ長寿に恵まれるという
ちょっとしたパワースポット!です
お姉さんは3回周り、おばちゃんは7回
周っています
もちろん男の人もグルグルしています
一神教のキリスト教徒やイスラム教徒で
もパワースポットは信じるようです
幸せと長寿を願うならここで歯を
グルグルしてください
↓
たかぼん
カルナック神殿 マップ