第26代継体天皇は本当にユニークな天皇です
2つの継体天皇陵があります
宮内庁の治定した太田茶臼山古墳(茨木市)
歴史学会の定説の今城塚古墳(高槻市)
市は違えども太田茶臼山古墳と今城塚古墳
は2kmしか離れていません
しかも
これらの2つの古墳の埴輪を作った現場が
この史蹟新池ハニワ工場公園です
史蹟新池ハニワ工場公園 入口
高槻市にありますが2つの古墳の少し北の
真ん中にあります
周りにマンションが建つ公園ですが
↓
登って行くと埴輪の窯が並んでいます
↑
右から
1号窯 復元して屋根と薪付き
2号窯 復元して屋根だけ付き
3号窯 発掘中
ハニワ工場の歴史が漫画で紹介されています
450年頃に太田茶臼山古墳の埴輪を作る
ためにこの工場ができました
↓
3つの大きな屋根の建物は埴輪を作る作業場
でここで焼いた埴輪を飾って大古墳ができ
ました
太田茶臼山古墳
宮内庁の治定した継体天皇陵
その後に
今城塚古墳を作るためにハニワ工場を大拡張
します
今城塚古墳の埴輪祭祀広場のような
埴輪を作ったみたいです
今城塚古墳の埴輪祭祀広場
学会で定説となった継体天皇陵
ハニワ工場の作業場が二棟復元されています
ハニワ工場の作業場
埴輪用の粘土をこねて埴輪を作ったり
完成した埴輪を運んだりしていました
↓
木と縄で造られたなかなか良い建物です
内部に入ることもできます
↓
↓
粘土を入れる入れ物はこのようなものです
↓ こんなところにサルが出るらしい
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ハニワ工場の作業場から見ると池があります
テレビで解説が流れます
継体大王の勢力図
越前三国の支配者か近江、美濃、尾張
山城、河内、摂津を勢力圏にした継体大王
水運を利用して大儲けして河内で天皇を宣言
19年かけて戦闘をくりかえし大和で
名実ともに継体天皇になった苦労人です
内部は発掘感満載です!!
この1つの窯で埴輪が45個焼ける
らしく1週間で一回しか焼けない
↑
3つの窯で
1年間で7020個できる計算になりますが
大王のお墓に飾るのだから出来の悪い
物は使えないだろうから
完成品はもっと少なかったでしょうね!
それでも大量です!
きっと周辺で良い粘土がたくさん採れた
のでしょうね!
長い間埴輪が作れたのも
材料もよかったからでしょう!
いつもいい材料を使う歯科医院は
↓
https://takasaki-d.jp
たかぼん
太田茶臼山古墳 ブログ
https://ameblo.jp/sbi39/entry-12424241286.html
今城塚古墳ブログ
https://ameblo.jp/sbi39/entry-12449461983.html
今城塚古墳調査結果 日本考古学15号
今城塚古代歴史館ブログ
https://ameblo.jp/sbi39/entry-12449512060.html
史蹟新池ハニワ工場公園 マップ