大阪 茨木市の茨木市立文化財資料館
上にあるの高架がJR貨物の引込線です
無料の駐車場は8台ぐらいあります
横には小川水路が流れています
小川水路
1971年小川水路の改修をしていると
東奈良二丁目から大量の土器・石器が
出土してるのを中学生が見つけて
東奈良遺跡と名づけられました
裏には埴輪公園があります
入り口に銅鐸があります
オオサンショウウオもお出迎え
しかし、ここで特筆すべきは弥生式土器
いろんな種類のものがあり
東奈良遺跡のお墓も四角いお墓でした
弥生時代の木製品も出土している
弥生時代の木製品
上段の右端のイノシシの下顎骨の
左横にあるのが木製鍬の未完成品です
イノシシの他に鹿も食べていたようです
イノシシと鹿の骨と石製品
石矢じりや石剣、石槍、石包丁、石斧など
が出土しています
銅鐸型と銅製品
上段は銅戈と銅矛の型、ここで武器を作って
いた証拠です
下段は銅鏡、銅鏃、銅鐸の土の型
勾玉の鋳型です
武器を作って勾玉を作り銅鐸を作っていた
大国がここにあったのです
銅鐸のできるまで
外枠と中子の間の隙間に溶かした銅を流し
いれて銅鐸を作ります
外枠と中子
これで見ると外枠と内子の間は数ミリですね
結構技術力があります
銅を流し込み鋳造します
実際の外枠と銅鐸
小銅鐸の方は日本最古の銅鐸だそうで
音を鳴らすための舌も出土しました
銅鐸はベルのように使っていたらしい
東奈良遺跡製作の銅鐸・銅戈の分布図
復元鋳造された銅鐸に触れられますし
音も鳴らせられます
カーンと結構高い音です
銅の材料は兵庫県の銅山から
材料を運んだのでしょう
銅鐸を使う国の中心地がここなのです
健康の中心地は歯です
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たかぼん
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