垂仁天皇陵は広大な古墳で堀の島は家来の田道間守がみかんを探しに行って奇妙に菓子の神様となった証 | 誰も行かない観光地をめぐる奇妙なトラベラーたかぼんブログ

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奇妙な物、奇妙な出来事に会わずして旅行といえない!!人は旅に行くことによって、自分と違う土地、違う食事、違う習慣、違う考えを見て、それらを認め合うようになるのです。あるいは、自分を発見するのかもしれません。人類の平和のためにLet's go トラベル

奈良県近鉄尼ヶ辻駅南に2町(200m)行くと
垂仁天皇稜がありますニヤリ
西ノ京といわれるところで
 
喜光寺唐招提寺の間にあります
 

 

満々とお堀に水が溜まっていますねー!おねがい

 

 

垂仁天皇陵 前方部

 

 
鳥居があって参拝しますウインク
 
垂仁天皇(前27年~70年)は第11代天皇
500年間禁止していた大神神社への信仰を
復活させた崇神天皇の子供です
 

 ↑

でかい古墳ですよね!

 

垂仁天皇は大和朝廷軍を強くして

奈良盆地一帯をやっと支配できたのですびっくり

 

白鷺がいっぱいいますね〜〜!

 
なんとなく神々しい感じがしましたニコニコ
 
 
水は秋篠川から引いているのでしょう
なかなか良いため池ですよね
 
ピラミッド始皇帝陵のように
大きさで権威を示すだけでなく
 
実用もあったようですグラサン
 
墓と治水を兼ねていたのでしょう
 

 

近鉄橿原線の線路から見ると瓢箪のように

見え左が前方部、右が後円部です

 

真ん中に白鷺がいっぱい居てましたびっくり

 

近くにはこの古墳の飛地があります

 

垂仁天皇陵飛地は号地
 

 

陪塚(ばいちょう)なんでしょうか?えー

 

垂仁天皇陵飛地い号

 

 

なんで飛地があるのかわかりません

 

突然の銅の鳥居がありましたびっくり

 

詳しく見ると

菓祖神田道間守遙拝所と書いてあります

 

菓祖神田道間守遥拝所石碑

 

 

よくよく見ると

古墳の正面の右隅の堀の中に

島が一つ有りますポーン

田道間守(たじまもり)の墓です

 

田道間守の墓

 

 

田道間守(たじまもり)は垂仁天皇の家来で
常世国(とこよのくに)に非時香菓(ときじ
くのかくのみ)を取ってまいれと言われます
 びっくり
非時香菓とは「ずっと香がかおる実
という意味です

(たちばな)の事でこれが改良されて
今のみかんになったそうですニヤリ
 
田道間守は海を渡って、艱難辛苦の末
南支那やインドまで行って見つけたのです
 
非時香菓(橘)を持って帰ります
 
しかし
 
帰ってきたら天皇はもう
崩御されていたのですえーんえーん
 
 
田道間守の悲しみは如何ばかり
橘の苗を垂仁天皇稜にお供えして
ショックで亡くなってしまいますガーン
 
古代はは香を楽しんで
薬のようにしていたようですウインク
 

第45代聖武天皇
橘は菓子の長上、人の好むところ」と言われ
 びっくりびっくり
橘を日本に伝えた田道間守はを菓祖神になり
お菓子の神様ということになりましたウインク
 
全国に菓祖神社が創られました
非時香菓をとってきた努力がむくわれました
 びっくり
奈良橘プロジェクトの看板と畑
 
なら橘プロジェクトは垂仁天皇稜の南側に
ヤマトタチバナを植えています
 
絶滅しかけのヤマトタチバナを残していこう
植林したり増やしたり、実をつかったりする
活動をしているようですウインク
 
歯が絶滅しないように守っている所はこちら
 
たかぼん
 
なら橘プロジェクト
https://kita11aki.wixsite.com/mysite

垂仁天皇稜 マップ