昔、大阪メトロ御堂筋線の終点が あびこ駅
そう言えば観音様があったよなぁ〜と思い
秘密を探しにあびこに潜入調査しました
あびこ駅
あびこ観音に行くための参道に駅を作ったのかと
思ったのですが、あびこ中央商店街は少し賑やかですが
あびこ中央商店街と真逆の西側に行くと
この通り閑散
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突き当たりにある築地塀があびこ観音寺です
あびこ観音寺 築地塀
立派な築地塀ですね〜!
壁沿いに西に行き、右に曲がった所に
南門があります
あびこ山聖観世音寺(觀音宗総本山)
南門
参拝者用の駐車場が4台
大きな楠木が見えてきます
樹齢800年ぐらいの大楠です
立派な楠木ですねー!
パワースポットですね!
すぐ横に手水舎があります
手水舎
右下に蛇口があるので、回して水を出します
この様子だと大阪水道局の水のようですね
聖地は山の水か井戸水でないとねー!
本堂と常香炉
しかし、通常のお寺より清々しい
よく見るとよく清掃が行き届いています
レベルが高いですね!
常香炉
線香が一つしか立てていないので
線香を立てました 線香100円 合掌
本堂
御本尊 聖観世音菩薩
日本で一番古い観音様なのです
この辺りは依羅吾彦(よさみあびこ)という
依羅一族という豪族が支配していました
吾彦(あびこ)のいうのは古代の地方官名で
だからこの辺りはあびこと呼ばれています
あびこの地に朝鮮からの交易の人たちが
多く住みついていました
百済国王から任那の牟婁の寺にあった
観音像が贈られてそのお堂を欽明7年
(546年)に作ったことに始まります
だから一番古い観音様なわけです
推古8年(600年)夢のお告げで聖徳太子が
吾彦山観音寺の寺院を建てた
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聖徳太子が物部氏との戦いの時
依羅一族を味方になったのでしょうね
その後
聖観音は聖武天皇の勅願仏
護摩堂の不動明王は後醍醐天皇の勅願仏
と朝廷との繋がりも深い
大日堂
本尊大日菩薩を安置しています
元和元年(1615年)大阪夏の陣の時に
真田幸村に追い詰められた徳川家康は
ここの本堂に逃げ込み須弥壇に
隠れ命拾いした
大坂の陣は語られているほど
家康が余裕があったわけでも無く
殺されかけていました
江戸時代は徳川家が帰依したいたらしい
三十三觀音
觀音は33の姿に変身して人々を救う
ということからお祀りされています
賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)
体が悪かったり頭が悪かったらさすって
お願いできる便利な神様
高齢化社会に無くてはならない神様です
西門
吾彦大悲観世音とかいてあります
「我孫子」じゃなくて「吾彦」なんでしょう
植木も丁寧に手入れされています
明治の廃仏毀釈もあったのに
1500年よく保って来れましたね!
地元の人が頑張ったますね
長い間歯を保つのはこちら
↓
たかぼん
あびこ觀音