お鼻の複合手術 | 医師の技術教育指導担当 Dr村松@湘南美容クリニック

医師の技術教育指導担当 Dr村松@湘南美容クリニック

湘南美容クリニック新宿本院主任医長兼技術指導医Dr.村松が日々の症例や美容外科に関することを分かりやすく解説します。

本日ご紹介する症例の患者様は鼻の穴が見えやすいこと、鼻が横に広がっている感じを改善したい、とのご希望でした。

 

まずは全体に立体感を出しつつ鼻の穴の見え方を改善させるべく、プロテーゼ、鼻中隔延長、鼻尖形成、耳介軟骨移植の手術を行いました。

 

術前→術後4ヵ月です。

 

 

 

ACR(鼻柱基部と両鼻翼基部の位置関係)は術前は上三角(鼻柱基部が引っ込んでいる状態)でしたが術後はフラットな状態にまでは改善しました。少し人中の短縮効果も現れています。

 

鼻が横に広がっている感じは改善出来ていますがまだ鼻の穴が見えやすい状態は残ってしまいましたので、鼻翼側壁切除(小鼻縮小外側法)および鼻孔縁~鼻翼挙上術を行いました。

 

小鼻の術前→術後3ヵ月です。

 

 

 

ようやく鼻の穴も目立たなくなりました。

 

 

全ての術前→初回手術後7ヵ月です。

 

 

 

バランスの整った自然なお鼻に仕上がったと思います。

 

ご参考になりましたら幸いです。