全切開眼瞼下垂+控えめ目頭切開 術後6ヵ月 | 医師の技術教育指導担当 Dr村松@湘南美容クリニック

医師の技術教育指導担当 Dr村松@湘南美容クリニック

湘南美容クリニック新宿本院主任医長兼技術指導医Dr.村松が日々の症例や美容外科に関することを分かりやすく解説します。

本日ご紹介する症例の患者様は過去に数回埋没法二重術の既往がありましたが二重が消失してしまうため、切開法で自然にパッチリとした二重になりたい、とのご希望でした。

 

全切開法でたるみを取りつつ開きを修復し、自然な平行型二重を目指すべく控えめに目頭切開を行うこととしました。

(たるみ取り併用全切開+眼瞼下垂、目頭切開(全てMD式))

 

 

術前→術後6ヵ月の開瞼、閉瞼です。

 

 

自然な平行型二重に仕上がりました。

ご希望に添えたようで、大変ご満足いただけました。

 

術後6ヵ月のメイクありの状態です。

 

 

 

全切開法二重を行う場合(眼瞼下垂をするしないに関わらず)、見た目の完成にはおおよそ6ヵ月を要します。

 

手術翌日および翌々日 : 腫れのピーク

術後1週(抜糸) : 完成度20~30%

術後2週 : 完成度40~50%

術後1ヵ月 : 完成度60~70%

術後3ヵ月 : 完成度80~90%

術後6ヵ月 : おおよそ完成

 

これよりも早い場合や遅い場合もありますが、平均的には上記のような経過となります。

 

術後2週でようやくメイクのみで(カモフラージュのためのメガネなど無しで)腫れをごまかせるかどうか微妙なところ、

 

術後1ヵ月なら厚めにメイクをすればごまかせると思うがノーメイクはまだ不自然なことが多い、

 

とカウンセリングではご説明しております。

 

 

今回の方も術後1ヵ月は

 

このようにまだまだ不自然でした。

 

ご参考になりましたら幸いです。