目を大きく。全切開、眼瞼下垂、目尻切開、下眼瞼下制 術後3ヵ月 | 医師の技術教育指導担当 Dr村松@湘南美容クリニック

医師の技術教育指導担当 Dr村松@湘南美容クリニック

湘南美容クリニック新宿本院主任医長兼技術指導医Dr.村松が日々の症例や美容外科に関することを分かりやすく解説します。

本日ご紹介する患者様は過去に埋没法二重術のみ数回行われていました。

 

目が小さいのが悩みなので出来る限り大きくしたい、とのご希望でした。

 

 

目を大きくしたいというご要望に対しては、可能性としては下図のごとく上、内、外、下、の4方向に大きく出来る可能性があります。

 

上に関しては二重の幅よりも『黒目の出方』が重要となります。

(現にこの図の方は二重幅は広いにも関わらず黒目が被りがちで目が大きく見えません)

 

黒目が被りがちな場合に関しては眼瞼下垂手術により改善を図ります。

(ここでいう眼瞼下垂手術は保険適応レベルの眼瞼下垂に対する手術という意味でなく、美容外科的に目力を出す手術、という意味での眼瞼下垂手術ですがやることは大きく変わりません)

 

 

内に関しては目頭切開を行います。

 

目頭切開により目と目が寄ることになりますのでもともと目が寄っている症例では適応が難しくなります。

 

 

外に関しては目尻切開、下に関しては下眼瞼下制(タレ目形成、グラマラスライン形成)を行います。

 

これらの施術は併用にお互いの効果を高めることが可能であり、また、同時併用により外眼角の位置を実際に多少下げることが可能となり、本当の意味での「タレ目形成」が可能となります。

 

 

これらを組み合わせることで目元をより大きく見せることが可能です。

 

 

今回の患者様は目がこれ以上寄ると若干怖い印象となる可能性があったので目頭切開はなしで、眼瞼下垂+全切開たるみ取り二重、目尻切開、下眼瞼下制(皮膚切開)の3方向の拡大手術を行いました。(すべてMD式)

 

術前→術後3ヵ月(完成度80%、ノーメイク)です。


上下方向に特に目元が大きくなりました。

 

まだ浮腫みや硬さが残る段階なので6ヵ月経過するころにはさらに馴染んで自然な目元になるでしょう。

 

傷もまだ赤みや硬さが気になるところですがこれも1年経過するころにはかなり馴染みます。

 

 

複合手術となるといわゆるダウンタイム中の見た目がかなり激しくなってしまうことがあります。

 

こちらの方の術後1週(抜糸時 完成度20%)の状態です。

自主規制で白黒にしています。

 

特に左に強い結膜浮腫を生じており(赤いです)、目元から飛び出しています。

 

抜糸後に徐々に改善していくことがほとんどで、かつ特に痛みもないのですが見た目がどうしてもグロいですよね・・・

 

術後1ヵ月(完成度60%)です。

この通り1ヵ月経過してもかなり不自然であることも多いため、切開手術の場合はとにかく6ヵ月くらい待つ根気が必要となります。

 

 

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