本日ご紹介する症例の患者様は30歳前後の女性、過去に2度ほど埋没法二重術をお受けになられていました。
まぶたが開きづらい、二重の左右差も強い、これらを改善しパッチリとした印象になりたい、とのご希望でした。
特に右目(向かって左)は眼瞼下垂傾向が進行しておりましたので、全切開により眼瞼下垂修復を行いました(MD式眼瞼下垂+たるみ取り併用全切開法二重術)。
術前→術後7ヵ月です。
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閉瞼時
術前は特に右のまぶたが開きづらい状態で額の前頭筋を使ってシワを寄せながら何とかまぶたを開いていましたが、術後はまぶたの力のみでしっかりと開くようになり、額のシワもほぼ無くなりました。
幅広の二重をご希望でしたので若干整形感はあるものの、ご要望通りの仕上がりということで患者様には大変ご満足頂けました。
全切開法二重を行う場合(眼瞼下垂をするしないに関わらず)、見た目の完成にはおおよそ6ヵ月を要します。
手術翌日および翌々日 : 腫れのピーク
術後1週(抜糸) : 完成度20~30%
術後2週 : 完成度40~50%
術後1ヵ月 : 完成度60~70%
術後3ヵ月 : 完成度80~90%
術後6ヵ月 : おおよそ完成
これよりも早い場合や遅い場合もありますが、平均的には上記のような経過となります。
術後2週でようやくメイクのみで(カモフラージュのためのメガネなど無しで)腫れをごまかせるかどうか微妙なところ、
術後1ヵ月なら厚めにメイクをすればごまかせると思うがノーメイクはまだ不自然なことが多い、
とカウンセリングではご説明しております。
ご参考になりましたら幸いです。