肩の凝らない「ひと口英会話」: これで「打ち上げ!」にしましょう。 | 日本で学べない「生きた英語」

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タイトルに 打ち上げにしましょう と書きましたが、

なにも、このブログを打ち上げる訳ではありませんので誤解しないで

くださいね。 まだまだ皆さんに伝えたいことがありますから。

でも、何れはネタも無くなるのではないかと思っていますが、その時は

その時で何か時事的な内容の英語に切り替えても良いかなと思って

いますが、それまでは私が日本で英会話を勉強してそしてアメリカに

来て、本場の英語はやっぱり違ったというショックで、このショックを

できるだけ皆さんにも事前に知ってもらいたくてこのひと口英会話を

思いつきました。だからこれに少しでも慣れていればアメリカに来て

本場の英語にも早く溶け込め安いのではないかと思っています。


話を今日の話題に戻しましょう。

「打ち上げ」 この日本語は当然皆さん分かりますよね。

恐らく、舞台とか歌舞伎とかで使われるのだと思いますが。

今日は打ち上げの日、詰まり最終日という意味ですね。具体的な

打ち上げの意味を知りませんでしたので、この機会にインターネットで

調べてみました。

「打ち上げ」
邦楽の囃子方や歌舞伎の鳴り物の手法の一つです。
「曲の途中で、鼓や太鼓を加えて、曲調に一区切りつけること」なのです。
一曲の中で、一旦、区切りをつけてから、次に進む・つなげるために行われます。
この「区切りをつける」ところから、'打ち上げ'は「慰労会」の意味で使われるようになりました。


そうですか、邦楽から来ていたのですね。なるほど、これでやっと

理解ができました。ここで最後に説明していますが、最近では慰労会

の意味で使われています。さて、そこでこれに当たる英語はどんな

表現があるのでしょうか?ちょっと興味あるとおもいませんか?





私なりにアメリカに来て学んだ表現法をここに挙げてみたいと思います。

終了という意味の単語は直感的にフィニッシュ finish が頭に浮かび

ます。だからまずはこれを使って直訳的に

”Let's finish up.” 終わりにしましょう。

という表現も当然使います。でも何か私とすればもっと他に熟語的に

会話調で使われる表現法を取り入れたいところです。そこで思いつくのが

ラップ・アップするという表現です。英語のスペルはこのように書きます。 

”wrap up”

そしてその用例としては:

”Hey, as it is running out of time, let's wrap up the meeting, shall we?”

「時間も無くなってきたので、そろそろお開きにしませんか?」

run out of time : 時間がすくなくなる (これは熟語で別途ブログで取り上げるつもり)

wrap up : 打ち上げる

そうですね、日本語では「お開きにする」とも言いますね。この語源も

調べると面白いかも。 またまた話がずれそうですのでまたの機会に。

今は ラップ・アップに焦点を絞りましょう。

この wrap という単語は包むという意味ですね。そう、物を買った時に

包装紙に包んでもらう時に使います。

"Can you wrap it up?"

もちろん、この時は 打ち上げといういみではなく、包むという意味です。

「それを包装してください」 という意味になります。

この様に ラップ・アップ にも幾つかの意味がありそうですので、また

辞書のお世話になりましょう。

wrap up
1.包む、くるまる
2.〔仕事などを〕完成させる、仕上げる
3.〔会議・仕事などを〕終える、終わりにする、切り上げる
4.要約する、まとめる、まとめ上げる、仕上げる、締めくくる

1番の意味は一番ぽポピュラーな意味ですよね。そして2番目が

今日のブログの話題の意味です。そして、3、4番目も同じような意味

ですね。




"Well, beyond this would be too much for today, wouldn't it?"

"Let's wrap up for today."


それじゃ、またね!