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They're off!

「They're off!」とは「スタートしました」の意。スタートの気持ちを忘れずに、競馬についての覚書、所感などを書き綴ります。

いよいよ明日!
日本ダービーが開催となります

この1週間は「ダービーウィーク」ということで、
競馬ファンはどこか浮き足立った様子。
みんなどことなく、そわそわしているように感じます。

そんな押さえ切れない気持ちを表すかのように、
ダービー当日に先駆けて、日本ダービーのイベントが開催されています!

臨月間近のわたしは競馬場に行くのは厳しいので、
このイベントだけでも参加しておきたいと思い、今日は新宿へ行ってきました。

そのイベントの名は『新宿 DERBY GO-ROUND』

ダービーへGO!
競馬をあそぼう!


ということで、新宿高島屋1Fの特設会場は、
体験型アトラクションが盛り沢山のまるで遊園地状態。
近くに居るだけでも、ワクワクしてくるような場所となっていました。



体験型アトラクション、ということで、
妊婦が参加出来るモノは残念ながら少なかったのですが、
その分、夫が代わりに色々と楽しんでくれました。

「ストリートダービー360°」は、最先端の疑似体験アトラクション。
ヘッドマウントディスプレイ(オキュラス)という、
360°の視界を体験出来る機械を身に付けて、
更にロデオのような乗り物に乗って、新宿の街を競走馬に乗って駆け巡ります。

テレビ等でもたまに紹介されているのでご存知の方も居るかと思いますが、
映像が見える機械を頭から被って、ジェットコースターに本当に乗っているかのような体験が出来る、というアレです。

アレの競走馬版で、しかも自分で競走馬の速度を変えることが出来る、
レース形式のアトラクションとなっていました。



夫はこれを体験してみたかったらしいのですが、
実際にやってみると、本気で怖かったらしいです。

レースがはじまって平地を走っている時は、
手綱代わりの手元の手すりをきちんと動かしていたのですが、
新宿の高層ビルを上っていく時、下りる時は完全に怯えていました……

手元が全然動いていなくて、見ているほうはとても面白かったです。
本人はそれどころではなかったようですが……

結局、圧倒的な遅さでビリ入線していました。

わたしも妊娠中でなければ、是非体験してみたかったです!


他にも、身体全体を使って競馬をするアトラクション「エアダービー」や、
写真撮影をしてポスターまで頂けるという「ビッグフォト」など、
休日ということもあり、親子連れを中心に賑わっていました!

新宿ウインズのすぐ近くなので、
明日新宿で馬券を買われる予定の方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
東京競馬場へ行かれる方も、京王線の新宿駅を経由されるのでしたら、
少し足を伸ばして運だめしにアトラクションで汗を流してから、競馬場へ向かってみるのもまた一興かと思います。

では皆様、明日はダービー。
思いっきり楽しみましょう!!


笠原小百合

競馬に関わるすべての人の夢が集うレース。
それが、東京優駿。日本ダービー
3歳馬の頂点を決める、まさに『一生に一度の大舞台』です

そんな日本ダービーの枠順が、昨日発表されました。
競馬ファンの中には、この日の発表を待ち望んでいた人も多いと思います。
わたしもその中の一人で、昨日の14時にはJRAのサイトを開いて枠順待機していました。

期待膨らむ中、いざ枠順発表!
しかし……
何に注目して枠順を見ればいいのかがわからない……

今回は特に応援している馬(ステイゴールド産駒)もおらず、
どこの枠に入ったらラッキーなのかもわからず。
自分の競馬の知識の無さに途方に暮れながら、ダービーの枠順を眺めていました。

と、ここで疑問が浮かびました。
枠順で、競馬は何か変わるのでしょうか?

内枠だとか偶数枠だとか、枠順で一喜一憂するのも楽しいのですが、
レース結果にどれだけ枠順が関係してくるのか、
永遠の競馬初心者なわたしは、正直な所それほどよくわかっていません。

それでもよく聞くのは「ダービーは内枠有利」らしいという噂。

データでは確かに、内枠の馬が連対する率はかなり高いようです。

けれど、それは本当に内枠だからという理由なのでしょうか?
たまたま強い馬が内枠に入っただけなのでは?

そう思い、わたしなりに少し考えてみました。

とりあえず此処十年の過去のレースを見てみると、
二桁馬番で勝利している馬は僅か2頭。
キングカメハメハとディープブリランテです。

それ以外の優勝馬は、なんとみんな内枠!
それも、3枠以内

その上、三冠馬のディープインパクトとオルフェーヴルは規格外ということで除外して考えると……

2枠より内側に入った馬が、優勝しているのです!

ちなみに、2枠に入って優勝したのはウオッカのみで、
残りの4頭はみんな1枠です。

これは、本当に偶然なのでしょうか?
内枠に何か不思議な力が働いているとしか思えないです……

そこで、インターネットの力で色々調べてみたところ、
内枠は馬場コンディションが良い、位置取りがしやすい、コースロスが少ない、など、
諸説浮かび上がってきました。

また、過去のレース映像を見てみると、
ずっと最内に居てそこから抜け出してくるパターンは少なかったです。
最後の直線は、馬場の真ん中から大外にかけて抜け出す馬が多い。
そう考えると、鞍上の判断というのも非常に大切なのだなあ、と改めて気付かされました。

競馬って、本当に色々な要素が複雑に絡まり合って成り立っているのですね……!


ダービーは本当に内枠有利なのか
レース本番までにわたしなりにじっくり考えたいです。
そして、日曜の昼下がりに、自分で検証して出した結論をしっかりと確かめたいと思います。


笠原小百合

先週の土曜日、久しぶりに東京競馬場へ行きました

私事ですが、現在妊娠中の為、
競馬場へ行くのは少し躊躇っていました。
でも、今行っておかないと、
暫くはゆっくり競馬場へ行くことも出来ない!

と思い、夫と友人と一緒に競馬観戦に行きました。

土曜日ということもあって、人もそれほど多くなく、
ゆったりと競馬を楽しむことが出来ました

念願のUMAJO SPOTにも行ってきました!!

『女性の女性による女性のための空間』ということで、
女性の競馬ファンが大勢居ました!

男性の利用は女性一名につき同伴者一名だったので、
夫も一緒に利用することが出来ました。
女性同士の利用より、カップルや夫婦と思われる人たちが多かったです。

ピンクを基調とした可愛らしいレイアウトの中、
グリーンチャンネルの実況が流れているのは、
なんだか妙ではありましたが(笑)
ゆっくり過ごすことが出来て良かったです!

飲み物はフリードリンクだし、美味しいクッキーも購入出来ました。

クッキーは馬の形をしていて、きちんとゼッケンが付いています。
2頭、好きな数字を選べるということで、
わたしは2-6を選びました



この日はクイーンCが開催されるので、

本命の6番キャットコイン
対抗の2番ダノングラシアス

の馬連をイメージして、験を担いでみました!

結果は……

優勝 キャットコイン



ダノングラシアスは残念ながら来ませんでしたが、
応援していた子が優勝出来て本当に嬉しかったです!
亡き父ステイゴールドもきっと喜んでいることでしょう。


そして、今週はいよいよJRAもGⅠがはじまりますね!



フェブラリーステークス

まだ調教を見ていないですし、枠順も出ていないのでなんとも言えないですが、
ダート戦線は層が厚いので、とても楽しみです!


わたしは暫く競馬場には行けませんが、
おうち観戦でも、現地観戦組に負けないくらい、
熱く競馬に燃えたいと思います

みなさんも行けるうちに、競馬場へ行っておいたほうが良いですよ!(笑)

グリーンチャンネルという、競馬情報を放送している有料番組の中に、
美しきホースマンたち Try again』という番組があります。

2006年~2009年まで4シーズン放送していた番組。
今回は開局20周年を迎えるグリーンチャンネルの特別番組として、
騎手、トラックマンなど、競馬サークルで働く女性たちの活躍を紹介しています

ナビゲーターの細江純子さんご自身も、
元JRA騎手である美しきホースマンです

毎回、普段見ることの出来ない競馬界の側面を見ることが出来、
楽しみにしている番組なのですが、
今回わたしが同番組で感銘を受けたのが、
美浦トレーニングセンターで働くJRA獣医師 前尚美さんの回でした。


競走馬が怪我をしたり病気になった時、
わたしたちは表層的な情報しか得ることが出来ません。
例えば、落馬故障で骨折し予後不良になったとしても、
その経緯は全くわからず、ただ「予後不良」という現実が突きつけられます。

競馬をよく知らない人は、
この「予後不良」をとても酷いことだと考える人が多いように思います。

確かに、酷いかもしれません。
でも、助からないからただ殺したわけではなく、
そこに行き着くまでには多くの人の馬を「助けたい」という想いが、
精一杯の努力があって、その最悪の結果として「予後不良」がある――
そのことを忘れないで欲しいと思うのです。

前さんをはじめ獣医師の方々は、懸命に処置をしたり、手術をしたり。
競走馬を救おうとする、とても大事な仕事だと思います。
わたしたちがこうして競馬を楽しめるのも、
獣医師の方々が日々走り回って馬たちを見つめて、助けているからです。
そのことに、心から感謝致します……!

「昔に比べたら救える馬は多くなってきた」と、
前さんはインタビューの中でそう言いました。
でも、現状に満足している訳ではなく。
一連のお話や密着取材を拝見して、
『もっと多くの馬を救えるようになりたい』という、
前さんの強い想いが伝わってきました。

何かが起こってから対処するというのもそうですが、
事前に気付くことも重要なことです。
そのどちらにも目を向け、真摯に向き合う前さんの姿は、
本当に格好良く、素敵な人だな、と思いました。

また、獣医師の立場で競馬を見てみると、
いつもと全く違った視点で馬たちを見ることが出来ました。
こうしてテレビを通してですが、疑似体験に近い経験をすることで、
色々な競馬の解釈や考えの幅を広げていけることは、
とても素晴らしいことだと思います。

この番組を制作して下さったグリーンチャンネルに、スタッフの皆様に、
細江純子さんに、「本当にありがとうございます」と伝えたいです!


次回はどんな美しきホースマンが登場するのか、
楽しみにしています
とうとう今日、競馬ファンが待ちに待った、この日がやってきました…

今年一年の総決算!
年末の大レース!
競馬をしない人でもこのレースだけは知っている!

そう、それは、有馬記念!

今日は有馬記念当日。
朝8時半現在、すでに一時間前に中山競馬場は開門され、
大勢の人達が開門ダッシュという戦いに参加された模様。

わたしは今年はおうち観戦組ですが、夫は競馬場へ出掛けました。
オルフェーヴルの写真が入った記念入場券を買うためだけに。
レース観戦はせずに記念馬券だけ買ってすぐ帰宅する予定です。
夫のステイ産駒愛には、わたしも最近負け気味です…

さて、そんな有馬記念。
早い時期から色々と情報やデータを集めて、研究してきました。

距離適性、戦績、血統、展開、調教etc、etc……

しかし。
調べれば調べるほど、わからなくなってきた!

そもそも、確固たる予想信念というものがまだわたしにはないわけで。
そんな状態でデータだけ集めても、混乱するばかりです。

一番重要視しているのは調教の様子ですが、
今回は能力の高い馬ばかりで、それだけでは絞りきれません。

結局、好きな馬を買うという素人馬券になりそうです……
やっぱりグランプリレース、好きな馬を応援して最後に笑いたいじゃないですか。

ということで。

わたしの夢は……

16 オーシャンブルー
です!!

理由は、調教が良かったのと、ステイゴールド産駒だからです。

ゴールドシップフェノーメノでもいいのですが、
そこは同じステイ産駒なら、人気がない方を応援したくなるのが穴党というもの。
負け続き、しかも2桁着順続きということで、人気がないので狙い目かと。
まあ、これはかなりの大穴狙いなんですけどね。
今年の負け分を取り返すべく、一発逆転目指し、オーシャンブルーに賭けてみます!

買い目は、オーシャンブルー軸のワイド総流し!

それから、
ゴールドシップフェノーメノジャスタウェイウインバリアシオンとの三連複5頭BOX!


全ての馬が無事に走り終えることを祈りつつ、
ついでに馬券が当たってくれればいいなあとほのかに期待しつつ、
有馬記念、運命の発走時刻を待とうと思います


さあ、有馬記念。
あなたの夢はどの馬ですか?



笠原小百合