競馬に関わるすべての人の夢が集うレース。
それが、東京優駿。日本ダービー。
3歳馬の頂点を決める、まさに『一生に一度の大舞台』です
そんな日本ダービーの枠順が、昨日発表されました。
競馬ファンの中には、この日の発表を待ち望んでいた人も多いと思います。
わたしもその中の一人で、昨日の14時にはJRAのサイトを開いて枠順待機していました。
期待膨らむ中、いざ枠順発表!
しかし……
何に注目して枠順を見ればいいのかがわからない……
今回は特に応援している馬(ステイゴールド産駒)もおらず、
どこの枠に入ったらラッキーなのかもわからず。
自分の競馬の知識の無さに途方に暮れながら、ダービーの枠順を眺めていました。
と、ここで疑問が浮かびました。
枠順で、競馬は何か変わるのでしょうか?
内枠だとか偶数枠だとか、枠順で一喜一憂するのも楽しいのですが、
レース結果にどれだけ枠順が関係してくるのか、
永遠の競馬初心者なわたしは、正直な所それほどよくわかっていません。
それでもよく聞くのは「ダービーは内枠有利」らしいという噂。
データでは確かに、内枠の馬が連対する率はかなり高いようです。
けれど、それは本当に内枠だからという理由なのでしょうか?
たまたま強い馬が内枠に入っただけなのでは?
そう思い、わたしなりに少し考えてみました。
とりあえず此処十年の過去のレースを見てみると、
二桁馬番で勝利している馬は僅か2頭。
キングカメハメハとディープブリランテです。
それ以外の優勝馬は、なんとみんな内枠!
それも、3枠以内!
その上、三冠馬のディープインパクトとオルフェーヴルは規格外ということで除外して考えると……
2枠より内側に入った馬が、優勝しているのです!
ちなみに、2枠に入って優勝したのはウオッカのみで、
残りの4頭はみんな1枠です。
これは、本当に偶然なのでしょうか?
内枠に何か不思議な力が働いているとしか思えないです……
そこで、インターネットの力で色々調べてみたところ、
内枠は馬場コンディションが良い、位置取りがしやすい、コースロスが少ない、など、
諸説浮かび上がってきました。
また、過去のレース映像を見てみると、
ずっと最内に居てそこから抜け出してくるパターンは少なかったです。
最後の直線は、馬場の真ん中から大外にかけて抜け出す馬が多い。
そう考えると、鞍上の判断というのも非常に大切なのだなあ、と改めて気付かされました。
競馬って、本当に色々な要素が複雑に絡まり合って成り立っているのですね……!
ダービーは本当に内枠有利なのか。
レース本番までにわたしなりにじっくり考えたいです。
そして、日曜の昼下がりに、自分で検証して出した結論をしっかりと確かめたいと思います。
笠原小百合