私が通っていた小学校の校庭の真ん中に、

大きなクスノキの木があります。

 

卒業してからもう長い年月が流れたけれど

そして、校舎も木造の2階建てから、

屋内プール付きの鉄筋3階建てと立派なものに

変わったけれど

 

この大きなクスノキだけは、今も、同じ校庭の真ん中に

どんと、立っています。

 

完ちゃんが、ある日、小学校の想い出話を始めました。

 

 ほら、あの校庭の真ん中に、大~きなクスノキの木、あるやろ?

 あれ、今もあるか?

 あそこで、いっつも、泣いてたんやで。(*^^*)

 

 同じクラスの男の子に、いっつもいじめられてて、

 ほれ、足が悪いさかい、びっこ、びっこって

 追いかけられて、

 

 ほんで、いつも、あのクスノキのとこで、

 ひとりで、泣いてたんや。

 

同じ小学校に通っていた私は、

もちろん、大きなクスノキのことは、よう知っていて、

今も、昔と同じように、ど~んと校庭の真ん中にあることも

この前、通りかかったときに、見たばかりやったけれど

 

私にとって、このクスノキは、友達とかくれんぼで

鬼になったら、<もういいかい?>と、もたれて

尋ねていた、そんな想い出の木でした。

 

同じ、その木にもたれて、何十年も前に、母が、

完ちゃんが、いつも泣いていた、いうのは、

なんや、とても不思議な気がします。

 

同じ小学校に通う、いうのも、ええもんやね。(*^^*)