芝居の醍醐味④~なぜ今お芝居なのか(3)-アドラー心理学にも役に立つのです | 気づきに満ちて生きるためのライアー《アトリエロータス@富山》

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432Hzのレミラシ4オクターブ48弦からなるタオライアー

その癒しの波動による変容

ご体験ください!

☆タオ以外の様々な音階のライアー制作の傍ら、グループ展、音浴会やヒーリング体験会など行っています。

 アドラー心理学を学び始めて今年でちょうど11年になりました。

上の子が10歳のとき、はじめて葛藤が起こり、「ママ嫌い!」、と言われて動揺してた時です。

ちょうど近くでアドラー心理学の公開カウンセリングがあるということが、ベビーシッターさんのお便りに掲載されていたんです。すごいご縁です。その数か月前に東京で瞑想合宿で出会ったすごく素敵な方にアドラー心理学についてお話を聴いていました。それがあって、夫と二人で参加しました。

 もう目からうろこでした。いまある目の前の困ったことに注目するのではなくて、当たり前と思いがちなささやかな幸せを見つけて感じて感謝し、それを言葉に出すことから初めていく、実に具体的でやりやすい。(最初は難しいけど)

 そこで聞いたことの新しかったことの一つ。(わたしの言葉で脚色されていたらごめんなさい。)

人が心でなにを思っているかということはほんとうのところ突き詰めるとわからないものだ。わかったように思っても、それはあくまで主観でしかない。自分ですら、自分の思っていることはほんとうにはわからないかもしれない。次の瞬間には変わったり。

 でも、行動は客観的に観察可能である。だから、行動を見ろとアドラーは言った。

  どんなににくい夫があっても、にっこり笑ってお帰りなさい、と言ってみる。最初はぎくしゃくしていても、続けていくと気持ちもついてくる。(仲良くしたいという目標があれば)

 憎いからむっつりとして声もかけないという暮らしであれば、それはいずれきっとお別れしているでしょう。でも、心で腹が立っていても、にこっとしていれば、相手の反応も変わってくる。

 人と人との関係性というのは、そこにあるものなのです。

 ほんとうにね。

 

実際にやってみるといろんな場面でとても良いことがありますよ✨

最初は演技でも、相手の対応が変わったり、いろんなことが見えてきて、本物になるように。

 

よいことや感謝できることを宝探しのように探してそこに注目すれば、ほんとうに憎くてここにいる人なんてほんとうはいないんです。たぶん。

生きているだけで奇跡なのだから。

 

もちろん、それができずに離婚したりセパレートすることも、それはそれできっと意味があることなのでしょうから、否定しません。すべては自分の選択だということに責任をとる、ただそれだけなので。

 

ところで、アドラー心理学のなかで、心理劇という手法があります。問題のエピソードを劇仕立てで表現することから、問題の解決やクライエントさんの気づきへと導きます。合宿で開催されるのが常で、GWや春休みなどが多く日程が合わなくて、残念なことにわたしは未だ参加したことはないのですが。

 

また、アドラー心理学でエピソードを聞いて問題を解いていくときに、ロールプレイと言って子ども(あるいはターゲット)の気持ちになって、体験してみる、ということがあります。あるいは、お母さんの気持ちになって言葉を言ってみたり、いろいろやります。

そんなこんなアドラー心理学のファシリテーターのみなさんは、とっても演技派なので、それを見ているだけでも、小劇場に来たみたいな感じなんです。アドラー心理学のお勉強会や講座は、役に立つうえ、とても楽しいんです。

 

そういうわけで、アドラー心理学では、お芝居や演劇を勉強することが推奨されているということもあって、今回「芝居を創る4」に参加しました。というように、いろ~んな理由から参加させていただいたのですが、申し込み時には「一度お芝居を勉強したいと思っていたので」と書きました。

 

もう一つ、理由として大事なきっかけは、美内すずえさんの漫画『ガラスの仮面』が小さいころから大好きだったこと。今も文庫版持ってます(^^)。今回、いろんな体験をさせていただき、やっぱり私のなかの子どもの部分はマヤちゃんの体験を一つ一つなぞるようなところがあったかもしれないです。(ほんとの最初の数巻だけですが)そこはもうとっても満足しています。