先日6歳になった息子は、28週の1,130gで生まれた極低出生体重児でした。
そして、今日は年に一度の未熟児外来の日でした。
生まれてから今日までの6年間、
誕生日が来ると毎年、健康的に成長しているか、ずっと診てもらって来ました。
小柄だけど、これが息子の成長のペースなのか、
または成長ホルモンがきちんと分泌していないせいなのか、
それをいつも気に掛けて診てくれていました。
本日の計測結果。
身長 105.6 cm
体重 15.4 Kg
成長曲線の一番下をいつも這いつくばるように成長して来ました。
一番下を走っているけど、伸び方は心配ないとのこと。
なので、今日で「もう大丈夫!」と未熟児外来を卒業しました。
先生の前で、息子に、
「ここ卒業だって。もう来なくて良いんだって」って言うと、
「え~、もっと来たかった~」と言って、先生や看護師さんを笑わせていました。
ここは、命を助けてもらった忘れられない場所。
秋になると、6年前、毎日車で自宅から病院まで面会に通ったことを思い出します。
紅葉や、空気が少しずつ冷たくなっていく感覚が、私に当時の記憶を思い出させます。
72日間、毎日毎日通いました。
息子に会いたい。その一心で。
そして今は、オロナミンCじゃないけど、
元気ハツラツな男の子に成長してくれています
上の前歯が抜けて、最近はちょっとマヌケ面ですが、
元気でいてくれて、本当にありがとう。